食べっぷりのよさ

昨日わが社で活躍してくれている
パートナーの技術者と昼食をとっていた
そのうちのひとりが、とっても見事な食べっぷりなのに
ひととき、感心した


極端な話、こうした食べっぷりをする人は
仕事も、きっといい姿勢でやるにちがいない
そんなふうに思えた


いい食材を使って、まっとうな料理をされた
食事はおいしい
まっとうな、とここでいってるのは、必ずしも
プロであるとか、どこかで料理を習ったという
意味はあまりない。それよりも作り手が、自分が
おいしくなると思って、いわば愛情こめて作っているか
ということ


出された食事を見て、その良さが感じられて
食べてしっかり味わってる。そうしたことが
わかることはうれしい
少し前のNHKの朝ドラの「げげげの女房」で
主人公と未来の夫である水木しげる役の向井理
お見合いの席というのがあった


主人公の父親は、向井ふんする、自分の娘の未来の夫を
食べっぷりを見て、気に入るのだ
あんなふうな、食べっぷりをする男は、いい男だ
直感といってもいいかもしれない
でも、なかなか、いいシーンだった


ずっと親しかった人と会話したのを思い出す
食事は一日に3度必ずすること
それも、自分の体を作る大事なこと
その食事を、楽しめて、笑顔でおいしいなと
食べれることは、一日に3度は喜ぶ時間が
できるっていうことだ
食事を楽しんでる人は、だから、ほかの場面でも
楽しめて、いい仕事をできる人である確率は
高いと思う


別の社員がいま、調布で忙しい仕事で活躍してる
調布は、水木しげるが住んでいた場所で
駅から歩く商店街に、水木の作った妖怪たちが
ユーモラスにいたりする
水木のマンガが、妖怪なのに、明るく親しみやすいのは
きっと、水木の生き方がそうだからなのだと
感じながら、歩いたりしてる