相手に届く言葉

最近、傷ついてる人と話す機会があった
いくつかの経緯があって、心が傷ついたその人は
だんだん、まわりからの呼びかけ、言葉に興味を
示さなくなり、食欲も減退していった
心の傷が体もむしばみつつあった


そんななかで、ひとりの医者が「話を聞こう」
「よく話してみないか」といった声掛けをして
ちょっと話してみようかということになったらしい


このブログでも、相手にどんなふうに、こちらの思いを
伝えるのかということで、何度か問題提起してる
相手をやる気、本気にさせるのは、こちらの本気だなどと
書いていて、それはそれで、まちがってはいないのだけど
相手に伝わる言葉がなんなのか、そのことを見極めることが
とっても大事だ


いまなにかを伝えようとしてる、その人はどんなことに
心を砕いて、どんなことをやろうとしてるのか
そのことを、少なくとも心の痛みということでは
同じレベルで感じて、いっしょの視線で考え、感じ
そのなかで、言葉をかけないといけない


そうした、トレーニングはとってもしんどいのだが
リーダーになるあなたは必ずやらなくてはならない
人間は想像力があるし、いろいろ柔軟に勉強できるから
本気で、自分に身に着けようと思ったら
きっとそうした、大変な訓練も耐えていけるのでは
と思う


一定以上の絆で結ばれたチームは素晴らしい
パフォーマンスを発揮できる
それは、いい選手が集まって、いいコーチングが
された、スポーツ選手のチームをはじめ
例をあげればほんとうにいくつもある


相手の痛みがわかる、リーダになりなさい
相手のエネルギーを受け止められる、指導者に
なりなさい
ひとりとひとりの人間のつながりがすべての
つながりを強くしていく
そのこと、基本をいつも大事にしなさい