旅の宿

旅に出るのがすきだ
いろんな宿に泊まってみる


最近、街中であれば、ビジネスホテルって
いいなと思う
シンプルで、安い
例えば、部屋は狭いし、ましてや
部屋まで案内するとかいうサービスはない
でも、ところによっては、大浴場もあるし
なにより、立地が便利、そして安い


感覚的には5000円代で十分いい、ビジネスホテルに
泊まれる
そうだとすると、たとえば、旅館で12,000払うとしたら
その分を、夕食なり、お土産にまわせるということに
なる


もちろん、旅館の類だっていいところはいいと思う
心のこもったもてなしをされれば、やはりうれしい
それから、料理もなるほど、おいしいなというところに
出会うこともある
最近は、自分の部屋で食事をとるというのは、まず少ない
ほとんど、食堂におりていっての食事だ


もてなしというか、旅館で働く人のふるまいが
いいなと思うのは、ひとつにはその人自身が、いいと思って
もてなしているかどうかだ
これは大きい
ホスピタリティの基本のあり方があると感じる
このポイントねるとは、たとえば、ビジネス、つまり旅館も
広い意味ではビジネスだけど、いわゆるオフィスがあって
ものやサービスを提供する僕らがやってるビジネスでも
同じことがいえる


自分が、自分だったらどんなサービス、ものの提供を
うけたいか、このことをしっかりわかっていて、自分が
提供する側になったら、それを実現してることは
とっても大事だ。そしてそれは多くの場合なかなか
実現していないのだ


山小屋。旅館じゃない。ねるところと食べるのは
出してくれるけど、セルフサービスだし、食事だって
簡素だ
でも、泊まる側にたっていろいろやってくれるなと感じる
ことは、結構ある


一方で高いホテル。レストランを使えば、食材は立派だし
建物も、部屋も立派。そうしたなか、残念ながら
マニュアルどおりにしか、接客していないということも
多く見受けられる


旅の楽しみは、非日常の楽しみ
最近は、あまり過度の期待を宿にしないようにしようとも思う
でも、やっぱりいい宿に出会うと、それはうれしいし
また来ようと思うのだ
旅の楽しみは、景色とその景色を思い出すときにいっしょに
でてくる、人々の様子なのだから