勉強以外のこと

この前、知り合いと話していて
いまどきの若い人(実際少し前まで
自分もそういわれたのだが)
勉強以外のことが、スポイルされてるのでは


家庭で、「いい点をとってきなさい
勉強しなさい」これ以外怒られることが
ないのではないかという、話にいきつく


例としていったこと
実際取引先もいた、会食の場面で
はいったレストランで、注文もせずに
食べないという態度をとった人に会った
ちょっとあきれた
いかに食べたくないという事情があっても
相手が気をつかわないように
ちょっとだけ食べて、おなかの調子が悪くなったとか
いえばいいのにと思った


河合隼雄の本のなかに(書かれた年をみると
対象はそれこそ、私とか私のちょっとうえなのだが)
大学生で、教員の部屋にはいるのに、ノックもしない
はいってきて、いきなり、これとかいって
自分がほしい書類をつきだして印をもらうとか
もうちょっとどうにかならないかという態度の人が
見受けられる
これは、いわゆるしつけとか、育てるといったことが
できてなくて、育てられそこなってると見ると
河合はいう


自分が人を指導する立場になって
いかに、いまの日本はベーシックな人と人との関係の
基本といっていい、マナーとか相手を思いやる気持ちを
育てるといったことを、おざなりにしてるのかと
感じる


こう書いていて、うえにもちょこちょこ書いたけど
実際、私もそれからおそらく時代を超えて
一定の年齢に達すると、若い人のマナーの悪さとかを
嘆くということは続いてる
しかしながら、おそらくいまほど、そうした勉強以外のことが
おあなりにされてるということはないのではないか


せっかく、人と人
めぐりあって、縁あっていっしょに仕事を
してる
そうならば、少し人間としていいなと思うことを
して、お互いいい刺激を与え合うような
関係になりたいではないか


私は欲張りだから
そうしたことから、私と縁があった人には
特に自分より若い人には、感じてほしいなと思う