河合隼雄先生

カウンセリングを語る 河合隼雄
という本を、何度か読み返しています


人を育てるということは、植物に似ていますと、河合先生は
語ります。どこかにしまわれた、種があったとして
適度な水、太陽、土を与えてやることで、芽をだし、花を
咲かせることができますと、語ります


この文章はすごく、印象に残っていて、ときどき思い出すことです
そのことを、思い出す機会がまた、ありました
大学のとき、いっしょに学んだ人が、ずっと教育の世界に
いて、先日の卒業式のときの、卒業生に贈る言葉として
あなたたちの中にある、種が花開いていくことを楽しみに
してる、旨、話していたのです


河合先生は、また相手がよくなっていくそのときというのを
カウンセリングしてる自分と相手と、似てる状況があって
どうしようと、いっしょに考えることがヒントになりますとも
書いています


ここで、学ぶということは、一方的、上の立場から下の立場
といったことは、なじまないのだということが、ぴったりでてくる
話と思います


上記にでてきた、教育界にいる、Yさん。さっそく、河合隼雄先生の
カウンセリングを語るという本を紹介したら、さっそく読んだという
便りがきました。うれしいことです


実際のところ、カウンセリングを語るは、河合先生が大阪、四天王寺
行われた、講演を、本にしたもの、となります
語り言葉だから、わかりやすい、そういうこともありそうです


社内で、「学びあう」ということが大事と、いいます
私たちは、ソフトウェア、できれば、世の中に役に立つソフトウェアを
作ります。そうしたとき、学びということがいかに大事か?


世の中で、デジタル化、ITの推進などと、いわれます
世の中で、そうしたことが進むことというのは、ひとりひとりが
デジタルなものとの、やりとり、コミュニケーションの力が
あがるということと、つながるのですが、そのことに気づいている人って
どのくらいの割合がいるでしょうか


そして、そうした、他社をリードしようとしてる、私たちはさらにひとつ
奥にある、なぜ、システム化するかということに、深く、考えがいたっていないと
おかしなことになりますね