あったかい料理

もうずいぶんまえだ
親しくしていた人が、「囲炉裏」の良さに
ひかれるという話をしていた


田舎の、それこそかやぶき屋根の家で
囲炉裏を囲んで、年寄りや子供や家族が
そろって暖をとる
まんなかには、煮込みがつるしてあって
めいめいによそって楽しむ

家族があったかいところに
集まって過ごす
これは、きっとずっとずっと続いてきた
自然なこと
いまは、囲炉裏がある家に住んでる人は
とっても少ないと思うけど、あたたかい料理を
囲むのは、なんといっても、すごくいい


囲炉裏はないまでも、学生時代にお邪魔した
ロンドンでの家庭では、リビングルーム
みんながいるところ。寝室は寝るのにいくだけで
基本は家族はリビングルームで過ごすのだ
うん、それっていいなと思った


昨日の我が家は、キムチ鍋
土鍋に、キムチ、豚肉をいれていためて
にら、もやし、はくさいをいれて、みそで
味をととのえる
もりもり食べることができた
最後はうどんをいれて、汁もおいしくいただいた


あたたかい料理で、胃袋があったまったら
気分はしあわせ、こんな気持ちなら
きっと明るいイメージで、会社の将来もいい感じで
イマジネーションをふくらませることができる
「いい気分」で過ごせること
このことを、とっても大事にしたいと思っている


先日古くから、懇意にしてるかたと話していたら
家族を自宅に呼んで、食事するというのは
とっても、大事なことですという話になった
それは、きっとおいしいものを囲んで
いい、時間をいっしょに過ごすということ
それを、複数の家族でするということが
とっても、素晴らしいということだと感じる


20代のころはバーベキューでそうしたことを
したかった
バーベキューももちろん、いいけど
自宅でまったりとするのも、やっぱりうれしい
気分もよくなったら、またよりよく生きようという
意欲がきっとどんどんでてくるのだ