10代のころ

10代のころって、時間が濃縮されていたように
思う
音楽にふれた。知り合いから音楽の道で仕事を
するのなんて、おそらく冗談にいわれた
音楽というか、エンターテインメントの世界は
大学で、ドラマの活動も含めて、結構かかわった


クラブで、いろんなことをした
話した、意見をいった。自分とタイプのちがう
人と真剣に話した
クラブってとっても面白い
若い、意欲のある人が集まって、なにかをするのだ
基本、自己表現をするということを学ぶのだろう


日本人はたとえば、パーティの席で自分を程よく表現して
いい存在になるなんて、苦手のようだ
だいたい、パーティというのは、よく知らない人が
知り合っていくということを、想定しているようだが
日本人の集まりというのは、よく知ってるか
もしくは、日本語という練られたというか
お互いの腹のなかを、しっかりみえるような調子で
話をしたりするので、パーティのようにさらりと話して
ソーシャルになんていうのは、日本人同士だと、うまく
いかないのかもしれない


話がづれた
クラブ、大学のクラブで、行事があると打ち上げがあった
それは、ほんとうに自分の思うことをいいあえる、大変
楽しい場だったなーと思い出す
大学に入学したときに、大学生は「積極的になること」が必要と
先輩に教えてもらった
それは、なにも大学に限ったことではないのだけど
積極的に、話をしていくのは大事と思った
そして、相手のいうことを全身で受け止めて、自分の思うところを
返してくれるような、話の場ってなんて大事だろうと
思うのだ


生きるってことは、結構大変だし、
10代にしたら、選択肢はありすぎる
情報はありすぎる、でもなにを信じていいかわからない
そうしたときに、先輩とか後輩とか、とにかく
自分をぶつけられる人がいるってなんて大事なんだろう


そうしたことって、たとえば20代はもちろん
30代以上でも、程よくやれたら、素晴らしいと思う
いいチームが生まれるなという予感がする
逆にいえば、いいチームとは熱い、たくさんの
パイプをもったコミュニケーションがあってなりたつのでしょう