今日は月例の会議です

会議の原則
(経営品質向上テキスト P.113 岡本正秋 井口不二男)

第一 1つの議題に皆が集中してること

第二 議事運営に皆が同意してること

第三 すべての人がオープンでバランスのとれた発言ができるように、誰かが責任を
持っていなければならない

第四 会議中に誰かが個人攻撃を受けたら、その人をきちんと守る役割の人がいること

第五 会議でそれぞれの役割が明確になっていて、誰もそれに同意してる。第三者
な参加でなく、問題解決に誰もが貢献しようとしていなければなりません


先日、会議をどのようにより深まる話し合いができて、活性化していけるだろうか
ということを話し合った
そのとき、感じたのは、実際ひとりひとりの「技術者」としての意識が
高まって、「もっと技術を高めたい」「プロジェクトでの役割を濃くしたい」
と真剣に思っていれば、おのずと社員が集まる、自分を磨くためのヒントが
得られる、全体会議は活性化するということを思った


いいえ、そんなふうに簡単に考えてはいけないのでしょう
プロジェクトにおいて、ひとりの技術者が成果をだせるようになる
それは、本人のやる気や能力がとっても大事なことは誰がみても
わかる。そして当然ながら、適切な指示がでてることも大事だ
こうしたことは、よーく知ってるつもりになってる
ところが、人間って複雑だし、プロジェクトもいろんな事情をかかえてる
だから、シンプルにひとりの技術者が、なにをすべきか
その一点に集中して考えることが必要なときがある


会社においても
当社は技術者が集まる会社
そのひとりひとりのステップアップがすなわち、会社の発展だと思う
だから
ひとりひとりを大事にしたい
月例の会議であれば、現状を報告しあって、そのプロジェクトに
おけるそれぞれの工程における「本来あるべき姿」を確認して
品質を高めるための「気づき」がある、そんな会議にしたい


あたりまえと思っていることが
あたりまえにやるのは、そうやさしいことではないことって
たくさんある
学生のころ、いくら「勉強するのが大事」とわかっていても
計画的に、日々勉強できただろうか
いいえ、そんなにベストの状態で勉強しつづけるのって
大変
あたりまえのことだけど、なかなかあたりまえには
できないもの


今日思ってるのは、血の通ったというか
打てば響くというか、仲間同士、相手が言ってることを
しっかりうけとめて、咀嚼して、必要なら厳しいことも
「良薬は口に苦し」という言葉のように言って
話し合う、その原点を思ってみるということ


何度も書いてるけど、いい会話のキャッチボールって
すごく楽しいんですよ
その原点にもどって、今日の時間を大事にしたい