お茶の世界

昨日は先代の奥様を迎えて
お茶会をした
きっと、茶道のマナーとかいろいろな「形」からしたら
きっとフランクすぎる?会


お茶の世界には、あこがれがある
アートということでも、建築、うつわ、なによりも
お茶を愛した、心の高い人たちに少しあこがれる
三渓は、あこがれの実業家だけど、お茶を愛して
三溪園には、素晴らしい茶室がある


このまえ京都にでかけたときに、銀閣寺や高台寺の茶室を
みて、美しいと思った。無駄がない美しさってあるなと
感じる
日本人が愛でてきた美しさの、おおもとみたいな良さがある
派手さなんてない。じんわりとしたやさしさが、しみてくる
それは、寒い道をずっとあるいてきて、心がくつろぐ言葉と
ともに、あたたかい飲み物を頂戴したときのじんわり感の
ようかな


お点前をみせてくれた、奥様は歳をとられて
まえにみたときより、ふんわり見えた
しろうとの目からだから、ぜんぜん的外れなことを
いってるかもしれないけど、歩き方とか手の動きが
やさしくなった。写真にとった美しさでいえば
前にみたときのほうが、美しいかもしれない
でも、経験ときっと心の大きさがそうさせる、やわらかさが
あったように思う


今年は先代が虹をわたられたこともあり
奥様とくりかえし会う機会があり、うれしい
そして、自分はまだまだ、人として、成長すべきいろんな
ことの入り口にしかたってないと、感じる
そんなふうに思うと、同席してくれた社員が、なにを感じてくれたか
はっきりとはわからないけど、いっしょにあゆんでいけることは
たくさんあるはずだと、思うがいたり、少し安心する


茶は、おそらく人間が素のままで相手と相対して
心の交流を楽しむ、人間がずっと求めるべきもの
その一瞬の心地よい空間を、求めて生きていくという
いさぎよさ、美しさに憧れる


ぜんぜん、しろうとが、勝手なことをいってる
今日のブログになってしまった