会社と個人

コンピュータシステムの会社で
会社の存在意義を、思う
個人の考えることと、会社の考えることは
イコールにはならない
会社の考えることというのは、経営者の考えること
経営者の考えることというのは、ある面は社員の考えることを
反映していなければ、すすまないなと感じる


当社において、変わらない、もととなる考えはと
昨日、思いをめぐらせていて、でてきた言葉は
「人が幸せになる仕事をする場」ということ


人は、顧客であり、社員であり、株主ということになる
人が幸せになること
そのことを思っている
コーチングの世界でいえば、ひとりの人の能力を伸ばすために
ときに、褒めて、ときに厳しいことも伝えていくということが
幸せになることに必要だ


根性物語は、実際好きか嫌いかでいうと、嫌いなほうだけど
ある人が成長するってことは、痛みを伴うことがある
単純にいえば、「完璧な人間」なんていないし、みんな
欠点をもってる。そして欠点を克服しようと意識できて
行動できれば、もうしめたものなわけだけど
多くは、欠点に目をつぶり、自分の意識の外にあったりする
そのことを、目の前にだして、さあ、なんとかしようと
やることは、「痛い」ことだ
誰しも、自分の弱い、不得意なところをさわってほしくないからだ


同じ会社で仕事をするってことは、相手と向き合って
いいところをだしあい、まずいところを補いときには
やっぱり指摘しあって、克服していくということが大事になる
だから、笑顔で楽しいことばかりではない
でも、続けていって、成果がでるということは、生きていた証を
得られたような充実感があると思っている


3年ほど前から、当社では社員の評価方法について、若い管理職が
中心になって、やり方を見直した。評価シートを作り直し
評価の運用ルールを手さぐりながら、作ってきた
この6月5度目くらいになる、評価シートの作成と、個人面談を
やってみて、この一連の評価の仕組みが役に立ち、いろんな効果が
ではじめていると感じた


一番そのことを強く感じたのは、実際プロジェクトにおいて
力を発揮して、いま伸びてるんだなと複数の人が感じてる人の
評価シートが、とても内容が濃く、読んでいて読みごたえが
あるのだ
このことは、あるべき姿に近いことができてることを示してると
思う
そして、評価という大きな課題に取り組みだして、こうして効果が
でてるということがとてもうれしい
続けていくことで、実際成果をだした社員が、成長して、また自分も
育てる側にまわろうという、いい循環につながると期待する


会社が発展するということは、会社に所属する社員が成長するということと
きっても切り離せない
このことをいま書いていて、会社が発展していって、前にはできなかった
仕事ができるようになるなど、いい方向への活動に、伸びている社員が
はいっていくなかで、会社のありかたをさらにブラッシュアップし
社員自体もさらに高い成長機会を得る
それこそ、わが社が次に見たい、あるべき姿ではないだろうかと
思えてきた


こういうワクワク感ってたまらなく、うれしい