日本画に見入る

西野陽一という日本画家の「くじら屏風」を
成沢美術館で見る

くじらが、踊ってる。気持ちよさそうだ
こういう、こちらも元気になれるような絵を
描けるということはすばらしいなと感じた


日本画で、好きな作家は何人かいるが
昭和に活躍したということでいうと、東山魁夷
奥村土牛だろう
東山魁夷は、何度も唐招提寺の襖絵でこの
ブログに登場してるし
土牛も、円空仏のスケッチや、信州の記念館に
いったときの印象、鳴門のうずまきの絵などで
私は、気に入ってる


成沢美術館にあるということで
すでに「スター」といっていいかもしれないけど
この西野陽一は、年齢が近いということで
ちょっと気になる


絵の印象は、伊藤若冲を思い出させた
きっと絵を専門にやってる人からいわせれば
全然ちがうということかもしれない
描き方とかは、実はわからないのだけど
その絵からほとばしる、オーラのようなものが
若冲のそれと似てると感じたのだ


こうした、オーラを言葉にするのは難しい
のだけどあえてやってみると


自由


生きる力


素直さ


というところだろうか
見ていて、元気がもらえるように思う


絵を見ていて、思うことであとあと、いいなと
感じることは、心の忘れていたなにか感じるという
ポイントを呼び覚ましてくれる感じが
あるときのように思う
クジラの踊る姿は、よかった