信州そば

そばが好きで、信州などで、そばを食べるのが楽しみだ
連休に行ったのは、小諸の丁子庵と草笛
信州そばらしく、どちらもそばのかなり外側の実も粉にしてる
どちらかというと、くろっぽい蕎麦。
のどごしというか、食べていての食感は似てる


丁子庵のほうは、比べてみれば、しゃっきり館というのか
食べていての、食感が気持ちいい
草笛は、もう少しそばのあまみが感じられる
どちらも香りが素晴らしいのは、その店でそば粉をひいて
打って、ゆでてる、いわゆるさんたてだからだ


そばというと、新橋にも「おにかけ」という信州そばの
店がある。こちらもかなりおいしい。そば粉はその場で
ひいてると思う。いせいのいい店主が精魂込めてそばを打ってる
この連休に信州に行くので、味を確かめるのに
おにかけでも食べておいた。


そばを食べるもうひとつの楽しみは、蕎麦湯だ。おにかけでは
たとえ、汁のあるあったかい蕎麦をたのんだとしても、蕎麦湯も
飲んでくださいということで、そばちょこにつゆを少しいれたものを
必ずだしてくれる。これがうれしい。
ちょいと飲みすぎた次の日、蕎麦湯がのみたくてでかけることも
ある
ところが、この蕎麦湯、店によりとってもうすーい場合がある
あれ、ほんとうに蕎麦をゆでていたら、あんなふうにならないと
おもうのだが、どうしてだろう。


小諸には、今回そば屋を案内してくれた仲良しがおすすめというそば屋が
もう一軒ある。そば七という店で、さきほどの丁子庵からほどちかくだ
見事な古民家。柱やはりはめをみはるように立派だ。昨年いったときに
やはりうまいそばを食べることができた。そして上にあげた
丁子庵や草笛とは、かなりちがう。それは麺の太さであり
はごたえだ。早くいうと太くて、たべごたえのある感じ
最初、あれあれ、と自分のもってるそばのイメージから
ずれたので、むむむ!と思ったのだが、食べ進むうちに
やっぱりそばの香りはとてもいいし、食べごたえのある面が
うまく感じてきた


うまいそば、ずるるーっとあんまりかまないで、食べることが多い
でもこのそば七のそばは、そんなことはできない。しっかりかむ
でもかむことで、味わい深い。これはこれで、またそばのうまさの
再発見だと思った。去年そば七に出会って、わりとすぐ、6月だ
松本にある、女鳥羽そばというそば屋で、麺としては結構似てる
味に出会うことができた。うまかった
このことを、そば好きの仲間に話したら、絶対行きたいと場所を
聞いていた


そばのおいしさは、やっぱりその食感と香りでしょう
そば屋の前をとおって、いい感じだと思うとやっぱり
はいりたくなる。
おいしいそば屋があったら、ぜひ教えてくださいね