営業という仕事

営業という仕事を思うとき
なんて、無駄が多いのかと思ったりする
無駄かもしれない、と思いながらだと
可能性にかけて、足をはこぶなんてことが
なかなか、億劫になるものだ


だから、無駄かもしれないとは、半ば知ってるのだけど
やっぱり可能性があるのだから、ということで
足をつかって、いったりするのです
先日このところちょくちょくあう、取引先の方が
「恋愛」といっしょで、電話でも会う回数でも多くないと
前にすすまないですよね、という話をしていた
これは、日経新聞のCMにて、先輩の女性社員が、ビジネスも
恋愛といっしょよ、相手が話題にすることを知ろうとするでしょ
などとのたまってるのと、あいまって印象に残ってる


恋愛に似てるということでいえば、
相手と雑談できるのかということにも、気持ちがいく
雑談から、ヒントが生まれるということだってあるし
だいたい、雑談できるような感じだから、会おうかなという
気持ちになるということもあるのだ
そういいながら、私自身、どの相手とも雑談してるか
というと、そんなことはなくて、特定の相手としか
雑談はしていない


相談できるのか、なにか問題が起こったときの対処は
どうなのか、こうしたことが、付き合う相手として気になる
という話がでた。営業の存在意義といっていいかも
しれない。契約はある。しかしながら契約の一文字一文字そのとおり
できるだろうか。また契約ではどうしても、フォローしきれない
問題ということも存在するだろう
仕事をうまくまわすのに、すきまをうめること、よりいい形に
するために、知恵をしぼることをしていかなくてはならない


冒頭にもどって、営業ってやっぱり「無駄」に見えることも
たくさんしなくてはならないでしょう。最終的には、人間性
売る、というか相手に伝えていくということが、どうしても
必要で、さきほどの雑談ができるということも含めて
どうやって、人格をわかってもらうのかということを
いつも考えたほうがいい。情報は多くないと困る
だから、やっぱり無駄とおもわれても何度も会って
何度もばかばなしをして、相手と近づくことが大事だ


営業って、面白い
営業って、難しい
それは、人間の全存在をかけてのことだから