指導するということは

人材育成は、自分の真正面から取り組むべき仕事だと思う
育てるということ思うと、「ひとりの人間と向き合う」ということが
とても大事になると感じる


ひとりの人間。いいところもあれば、ダメなところもある
正面から向き合うということは、いってみればでてくるところと
むきだしでぶつかるということになる
これは結構しんどい。仕事をするというとき、たいていはいいところを
だしあって、一部分のみでつきあうということをする人、場合が多いのでは
ないかと感じる
しかしながら、一歩踏み込んで、信頼しあうところまで、お互いをだしていこう
というと、そうはいかない。可能な限り向き合って、お互いの不満も
口にだして、それを乗り越えていくということが大事になってくる


向き合うという言葉を思うときに、自分と向き合っているかということが
気になるところだ。自分は何者でいまここにこうしているのは、どういう意味が
あるのか、しっかり考えるのは必要なことだ。けれど生半可な気持ちでは
できないことだ。


こう書いてくると、人を育てるということは、自分をみつめるということと
切手も切れないところがあると思い至る。大学のゼミでお世話になった
樋口先生の言葉。
「人間、成長できるなら何をやってもいいんです。自分は数学を
やりました。ある人は将棋かもしれない。将棋だって成長できるんです」
成長するという意味は重い。


仕事をしていくとき、「じゃあ自分が一肌ぬごう」と思うときって
大事だ。その瞬間をとらえてほしいと思う。自分の持ってる
能力をだして、人を教えたり、成果をだすために必要なことを
for the teamで動いてみる。ふるまいかたは大事だ。「自分が
こうしたい」ということが、イコールでfor the teamにはならない
ことを、常に意識してることが大事だ。
でもそのことで、自分がやりたいと思ったことが、しぼんでしまうとしたら
それは、いかにももったいない。こうしよう、何を感じて自分が
その役割をすべきだと感じること。このことって本当に大事にしなくては
ならないと思う。いわばモチベーションの源泉だと思う


人材育成って、いろんなやることがあるけど、やっぱり「鉄はあついうちに
打て」ということ。何かを伝えたり、仕事をしてもらうときも
「旬な」タイミングということがある。その、いまが大事だと
気づけることを大事にしたい。


わが社はいろんな意味で、大事なタイミングをとらえはじめてる!