同世代の会話

昨日、来年の新入社員の内定者のご自宅にお邪魔して
少しお話をしました
同世代と思っていい、ご両親と会話がはずみました


やっぱり同世代ということは、共通点も多いし
会話はスムーズ。
親の世代の方の介護の話が、導線になりました


私の両親は80を超えました
おかげさまで、なんとか、自宅で暮らしています
でも父は耳が遠くなり、父母ともに足腰に不安があります
そんななか、ヘルパーさんの支援をもらいながら、暮らしています


歳をとったら、やっぱり住み慣れた環境で過ごすのが
一番だろうという話がでました
このこと、くりかえし出てくる話です
昨年、大変親しくしてる学生のときからのおつきあい、家族ぐるみで
おつきあいしてる方のお父様がなくなったという話が
でました。もろもろのことから、最後の1年ほどは
老人ホームで過ごされたということでした。ご本人は
帰りたいとよくいっていたという話がでました。


歳をとって、生活することがいろいろと、なかなか大変になってくると
まわりの、たとえば心配する側からすると、どこか自宅を
離れても、安心な場所があるなら、そこで暮らしてほしいと
思います。だけど、本人の過ごしやすさ、生きることの喜びを
考えると、そうでもないということがあるようです


同世代ということで、仮面ライダーの話もでました
映像の仕事をしている、お父様は、仮面ライダー
僕らが子供の頃の作り方だと、「変身」するときは
いつも背景がいっしょでしたよね、いまはそのまま、その場で
変身させることができるんですよと、変化を説明して
くれていた


実際、職種でわけるならSEで、世の中の一般的なわけかたから
いうと、私どものシステマーズのいまいる社員の仕事と近い
はずなのだけど、でてくる言葉は私にはかなりチンプンカンブンだった


けれど、社会人になりたての80年代、そして90年代に
こんな感じでという話は、おおすじでわかるし
やっぱり、とても身近な存在に思えた


思い出すと、こうして内定者の方の自宅にお邪魔したりすると
以前は、世代の上の方がでてくることがほとんどで
いまは、だんだん同世代の方と会うということになってきた
ある意味あたりまえなのだけど、やっぱりあらためて思うと
そうなんだなーと思うことが多い
技術の変化なんていうことは、ほんとうにものすごく速くて
時代の流れの速さに、ついていこうとあせるばかりだが
一方で、人間の成長、そして年齢からくる、「気づき」は
そんなに変わらないのでは?と思える


40代にはその年齢でやるべき、役割、仕事があると思う
50代も60代もそうのようだ
同世代の人ともっと、話をして、自分のやることを確認して
元気に、できれば若い人が元気になるようなことを
率先してやって、生きていきたい
同世代のひとと、手をにぎって、協力し合ったら、できそうな
気がした日でした