自分に克つこと

7月1日のNHK 仕事の流儀、本田圭佑の500日という番組を見て、その生き方に
共感する。
強さとは、自分に克つこと。ケガをするまえより、自分は成長してると言い切る
アスリートは身体をぎりぎりまで使ってチャレンジする。ケガのこわさはいつもある
ケガして、前にできたことができなくなる。それでも別のことをできるように
肉体改造にいどむ。まさに血のにじむ努力といっていい


15年ほどまえ、仕事にいきづまっていた。社員もやめる人がでて、たよりに
していた人が病気で戦線離脱して、まさに四面楚歌という気持ちを味わっていた
その責任を自分だけに、求めていて、自分を責めてお酒で元気をだそうとして
考えがせまくなっていく自分がいた


そんななか思ったこと。自分を信じようということ。
やり方がまちがっていなくて、やろうとして努力を続けていれば
成果は必ずでる。Seek & Findだ


自分でできることをひとつずつやる。それから信じられる人を
自分のまわりに増やそうということ。社員であり
取引先であり、信用してもらえる人を増やそうということ
その積み重ねをしてきた


本田圭佑はケガからもどってみて、チームの状態がまずいことに
気付く。みんながfor the teamで動けない。個人プレーに走る。勝てない
「負けることについて、深刻に受け止められない仲間には
あえて、きびしい言葉をかけた。もっと危機感をもつこと
なにかを変えないくてはならないと。負けることに危機感を強くもってる
仲間には、ソフトにいいところを見ようと声をかけた」


そして、なんとしても一勝をとめざした試合で、チームプレイがでて
勝てた。それでチームは浮上していく
チームのひとりひとりが、本田の本気に、サッカーへの情熱に
感じるところがあり、まさに本田にリードされて、本来持ってる
よさ、サッカーに対する情熱をとりもどした


本田は言う。自分を信じること。自分を好きになること
そのことからしかはじまらない。めざすのは世界の頂点
同じ人間ならできるはずだと


生きることは、まさに挑戦の連続だ。チームで挑戦することを狙うなら
チームをリードする人、後押しする人がいる
そしてやっぱり、ひとりひとりの意識をどう変えるのか!ということに
なると思う


本田の挑戦はすがすがしい。見ていて「負けないぞ」と闘志がわいてくる
けがしても、失敗しても、めげない、粘り腰の挑戦、輝いて見える