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昨年の新入社員向け、会社説明会において
経済の勉強って、どうすればいいんですか?
という質問があったとき、新聞を読んでくださいと
答えていた


新聞は、いろんな読み方があるけど
やっぱりできれば、毎日目を通すということかなと
思う
例えば、為替相場日経平均株価においての、数字の変動ということ
これって、どうよと思うわけだ
今朝の新聞でいうと、今日の表題のように1か月ぶりに、終値で14,000を回復
だという。


前にも書いたが、株価が一定のところ、上昇してくると、上昇しつづける
という傾向があると思ってる
ところが、たとえば2008年後半からの、リーマンショックからの
株価の動きなんて、誰も説明できないのではないか
去年の12月あたりからの、株価の上昇。安部政権の政策の期待と
新聞は、書いてるが、はたしてそれだけだろうか


毎日新聞を読むこと。少なくとも話題として、いまどんなことが
世の中で、注目されたり、気になったりしてるのか
そういうことに、少しずつ、目を向けること
大事だと思う


景気の読みかたというのは、人によるもの
そして、それはある面、景気ってもともとそういうもの
ということもある
気、気配でしょう
だから、個人がこうだよということだと、その人のまわりは
確かにそうなのかもしれない


前にもこれも書いたかもしれないが、景気はどうですか
という話をすると、Aさんは厳しいという。Bさんは、今年はいいぞと
強気だ。こうしたこと、数年くらいでは変わらないと
思う
同じ人は同じ意見をいうのだ


こういうことを、思うと会社の方向を決めていく立場にいる
人は、「楽観的」であることが、必要と思えてくる
それは、会社が発展するためには、「強気」の経営がどうしても
必要と自分が感じてるからだ


リストラということが、ふつうに行われてるいま、「厳しい世の中」
ということは、例えば20年前、それよりまえから比べたら
完全に厳しいといえると思う
一方、景気ということは、一年、半年、いいえ1か月という流れで
語ることが、「必要」ということもある
だから、10年単位での、世の中の流れの話と、いまを見る
景気の話は、「分けて」話さないといけないと思ってる


景気はいい
いま、いろんなことで、いいと感じる
いろんなことのひとつは、確かに金融政策をはじめとした、政権の態度だろう
ただ、それはいろんななかのひとつにすぎない。日本人の素晴らしさ、勤勉さも
ひとつだろう。震災で大変な思いをした人のメンタルの強靭さという
のも大きいことだ。それから海外の様子ももちろんある。


日本は、少子化といった、いままでにない、状況を乗り越えて
先にすすまなくてはならない
知恵をしぼらなくてはならない