身近な人のために役立つもの

若い人を育てよう、育てたいという
思いがずっとある
ひとり、新入社員の採用の面接において
なぜ、システム開発の仕事がしたいのかという質問を
したら、知り合いの人に役にたつようなプログラムを組んでみて
その使った相手がとても喜ぶのをみて、ぜひ仕事にしたいと
思いましたと言った、現社員がいて、なるほどなと思った


なにか、システムを作るっていうことは、こうした
素朴な、純粋な気持ちがもとにあってほしいと思う
プログラム言語を覚えるということは、大事なことなのだけど
言語はあくまで、道具でしかない。なにを実現するのかという
ことの軸がないと、仕事にはならない


このブログに何度か書いた。
コミック、「あずみ」に登場する仏師のたまごの青年
自分がした仕事が、何十年、何百年とあとにも残って、できれば
自分が作った作品を、人がみてなにか感じてもらえるような、そんな
仕事がしてみたい。
これを聞いて、あずみはいたく感動して、ファンになって、あなたのために
なにかしたいという


仕事ってそういう、広やかな気持ちとずっとずっとやっていくぞという
高い心をもってほしいと思う
それにしても、身近な人の役にたつようにという視点も、足元をみるという
ことから、くっついてると、安心する


先日も書いた。鳥取県岩井窯の山本教行さん。いいものは使ってこそ
そのよさを自分の良さにとりこめる。そうした、経験に裏付けされた
普遍的とも聞こえる、生き方であるとか、いろんな仕事のしかたを
まさに、若い人に伝えていきたい


それには、↑に書いた、あずみのように、いいもの、素晴らしいものに
会ったら、素直にそれを認めて、感動できる心を持ちたい


わが社が取り組んでる、仕事は、外側からみるとほんとうに全体像が
大きくて、自分がいまどんな部分でどんな重要性をもつ、仕事をしてるのか
見えにくいという、難点がある
そうしたなかでも、いっしょにいるチームのために、自分の力を
発揮するぞという、モチベーションを持ち続けることが求められる


難しいことではあるけど、管理職であれば、ひとりの担当者が
いわば、一定のところ、大きくて、全体像はなかなか俯瞰できない
ようなシステムで、自分としては補助的と思える仕事をしてるときに
その仕事の意味であり、会社がとりくもうとしてることとのつながり
本人にとっての、長期的、中期的なメリットを、伝え続けて
見守り続けて、本人が自分の立つ位置というのを、確認できる
タイミングを作っていくということが大事だろう


最近気が付いた。そうしたことをするにしても
そもそも、という考え方のなかに、なぜ、システムを作るのかといったとき
そのシステムが、みんなをしあわせにしてるかということを
確認のひとつにいれてくということが大事だということ


あれれ?にわとりがさきか、たまごがさきか?
そんなことは、もう周知のことだったのでは?
という声が聞こえてきそうだ
いいえ、みんなをしあわせにするという視点が大事とは、前からの
気持ちにちがいない
最近気が付いたのは、みんなをしあわせにするということを
ことあるごとに、節目で頻繁に確認して、自分の心に照らしてみる
ということが大事ということだ。


いいものは使ってみて、自分にはいってくる
考えも、ほんとうに大事な考えなら、自分の仕事に照らして
心からそうか、確認して、日々のなかにいかしていくことが
大事だろう


あなたのやってることは、みんなを幸せにするか
今日もそのことを、心に思ってみたい