研修の大切さ

短い、打ち合わせにしても、一定の時間をかけた会議にしても
宿泊型の研修においても、その行為をすることで
社員が元気になるということが、ほしいところだ


先週は、わが社でシステム開発部の研修があって
知恵をしぼって、準備して、社員が集まって、考えたり
発言したりという、時間をもった


考えて意見を言う。ただ言うだけでなくて、お互いに
考えたことを、だしあって、そこでわいわいやりながら
ブラッシュアップしていく。このことができることが
とても大事だ


例えば、システム開発において、テストをするときに
どんな項目を優先してテストするのか、意見をいう場面が
あって、すべての分岐にたいして、もれなくテストするという
主張をしたとする。別の人がちがうポイントを指摘して
まず、データの流れを追ってみて、そのなかで考えるべきだと
しておく。最初に主張をした人は、ここで、自分とちがうアプローチの
意見がでたから「戦う」とか、すぐ自分の意見をひっこめる
とかではなくて、お互いなぜその主張をしてるのか
冷静に考えて、相手の考えの大事なところを、受け止めて
さらに、自分の意見を検証して、考えと考えを、まさに
ブラッシュアップ、磨いてみて、どうなのかと、深めていく


話し合いにおいて、深めるということが、慣れてないというのを
感じる。まず、あまり真剣に話し合うという機会がまず少ない
そして、深めるということについて、相手に気付いたことを
いってもらうとか、違う観点の考えをいってもらうことで
自分のさらなる気づきということを、やってみるということが
大事だ


なにか、意見をいって、反対意見的なものがでたからといって
あわてたり、まして気を悪くしたりということでなく
お互いが主張して、深めていくことこそ大事という合意のもとに
遠慮なく意見を言える雰囲気のもと、深めていく


もうひとつ、なにか考えを深めるというときに、情報が一定のところ
集まっているのか、見極めるということも大事だ
一部の立場の情報に偏っていないのか、あることにこだわりすぎて
あえて、情報を過小評価していないのか、常に点検することを
忘れずにいたい
このあることに、とらわれて、自分の見方が偏るということ
結構あると、最近反省する
実際のところ、なにかにとらわれていないということは、おそらく
どんなときもありえないと思う。しかしながら、とらわれていれば
その点を、過大評価してしまったり、またその逆は起こりやすい


そうしたとき、ひとつの対策は、少なくともいま、自分はこんなことに
とらわれているなと、知ってるということだ
いいかえれば、なにかの役割をしているのは、常なのだから
その役割が求められる、いろんなことに、ちょっとずつとらわれてるのは
いつもあるんだと、知っておくということか


仕事をしていて、指示する立場であるとか、家族において
父親であるとか、母親であるという立場、お店で、お金をはらう
立場、売る立場、男女の立場のちがい、先輩と後輩。環境を守る立場
産業を優先する立場。世の中は、立場と役割が伴うことばかりだ


立場を超えて、話し合いがうまいということを、目指したい
同じ社員でも立場はでる。しかしながら、少なくとも共通の社員という
基盤にたったら、一定の立場の差は、超えてしかるべきである