食感

湯豆腐を食べて、食感って大事だなと感じる
前にも書いたけど、去年、鳥取の岩井窯にて
土鍋をもとめて、その土鍋で湯豆腐を作るのが好きだ


あたたまりかたが、ほんわりなのです
だから、口にいれたとき、思わずほんわかとした
気分になれるような、やわらかさ、あたたかさが
身体につたわってくる


食感って、大事です
食べるときだけでなく、生活していて、やわらかでふんわりした
感じって、人ってほしいのかなとも思います
食べるときは、ときには、肉食系ならがっつりという
感じで、たべごたえのある、肉とか、パンとか
もりもり食べるって、イメージっていかにも
エネルギーを補充してるってとこで、やりたいって
人も多いですね


最近私もそうですけど、おいしい野菜を食べたいと思うことが
おおくて、みずみずしく、やっぱり香りもいい、野菜にあうと
うれしくなります。身体のなかがきれいになる感じがします


野菜と、こだわるのは、まあ、お肉ならスーパーにいけば
一応一定の味のでるものは買えます。ところが、野菜はとなると
よく選ばないと、みずみずしい、おいしいものって少ないように
思います。ときどき、地方にでかけて、農家直売の野菜を
求めたりというときに思うのは、「鮮度」です
その日にとれたものは、やはりおいしいのです


そういう意味では、畑から野菜をとってきて
食べる生活って、すごくあこがれます。もっとも当分ちょっと
無理かもしれないけど


野菜のみずみずしさ、それからおとうぶについても、食感につながる
話は、よく思います。まえに読んだ本に、気に入った豆腐やの近くに
住むのが、ぜいたくだが、めざすところだと、まじめに書いてるところが
あって、へーって思ったのですが、湯豆腐のおいしさをあじわうと
ちょっとだけ、それもいいかなんて、思います


湯豆腐のおいしさが、うれしいのは、日本人だからかなーとも
思うことがあります。ごはんやお酒にあいます
たんぱくなおいしさって、いいますが、ほんとうにそうした
さりげない、うまさの代表選手と思えてきます


実は少しだけ、大豆と、にがりを用意して、とうふも作ってみたり
したことがあるのですが、やはり加減がいまひとつわからない
5回くらい、続けてつくることでしょうね
今年の冬はちょっと挑戦したいな


昨日の夕飯は、湯豆腐と、干物でした。サバのひもの
つまみに、枝豆。まだ枝豆が手に入ります
枝豆は文句なく、つまみの代表格ですね
うまいのと同時に、ちょいとつまんで、口にほうりこむ、あの
リズムがいいんですね


いい季節になりました
鍋の楽しみを、ゆっくりと味わえる、夜がいとおしい