大きな視点と補助の仕事

今、社会人になったばかりのあなたへ
大きな視点を持って、自分の可能性を大きく広げる覚悟を
作ってほしい。仕事をして、人を信じることは素晴らしいことを
知ってほしい。


日本はほんの数十年前まで、本当に貧しくて、生きるのが大変な時代が
あった。そういうことを、いま体験せよといっても無理がある
けれど、せめて、そういう「きびしい時代」を生きた人がいて
その人の考えを知ろうという努力はしてほしい
なぜなら、世の中のしくみは、まだまだそうした、厳しいことを知ってる人が
作ったルールだとか、常識といわれるものがあって、成り立ってるからだ


人を信じることを、素晴らしいと思えたら、やっぱり自分が人から
信じてもらえる存在になろうと思ってほしい。そのために
日々の努力を忘れずにやってほしい。


おそらく日々の実務において、まずやってもらうのは、補助の仕事だと思う
つまり、ある仕事の大筋のやり方を決めたり、大事な方針を決める交渉を
したりというメインの方の指示のもとに、限定された責任をもって
まちがっても影響がそんなに大きくないところから、仕事ははじまる


こう書いてしまうと、目の前にくる仕事が矮小に見えたかもしれません
システム開発ということで、話をすると、こうした、最初のベーシックなところは
だんだん、システムを理解するということを前提とすると、おろそかに
できないところでもあります
一方、「補助」の仕事ではある。仕事全体ということが見えにくい
さらに、仕事の手ごたえを感じにくい


こうしたことを思うとき、わが社で評価をするときに
掲げてる、5項目レポートということを思い出してほしい


http://d.hatena.ne.jp/tetsuya556/20130815/1376523865


ここでもふれている、継続学習力、目標発見力ということを思う
補助の仕事であっても、その自分のやってることを前後の仕事に
くっつけて考えられること。それが第一歩になる


さらには、目標発見力とくっつくのだが、自分が一定の時間努力を続けることで
なりたい自分ということを常に意識するということが大事だ


自分の次の段階のイメージをしっかりもてるかどうか
これはどんなとき、どんな人にも大事にしてほしいなと思う
ビジネスマンなら、いいえ人間ならもっていてほしい、生きる姿勢と
いっていい


一定の指示のもとに成果物を安定してだせるようになったら、おそらく
限定された部分でいいから、人から頼りにされるような有識者
レベルに達して、より高い判断ができる存在になることでしょう
設計や計画という仕事もくっついてくるでしょう


こうした目標発見力ということをどこまで自分の生きるライフサイクルに
いれられるのかってことが、本当に大事だ