強みを語る

自分のいいところ、長所を言ってみましょう
強みであり、これをやったら、じぶんはごきげんだということを
意識してみよう
そういう、ことを社員に指示したりします
人間、長所も短所もあるものです。そのとき「いいところ」を
伸ばすというのが、人を育てることの基本だという


その前提は、やっぱりコミュニケーションということに
つきると思う。まずは気にしてるよというのを
伝え続けることだと思う
つまり、気にしてもらってるという気持ちがあるから
例えば、自分のいいところを褒められて、ああ、なるほどという
気持ちが腑に落ちるということがあるように
思う
もっといえば、褒めてほしいなと思うような存在でいるという
ことが前提で、そのうえでのことが効果的ということもできます


長所を語り、自分のよいと思うことをたくさん
いうことで、自分のことを見つめて、そうだったら
こんなふうなことも、できる自分でありたいなという気持ちを
ひっぱりだす
こういうことを、意識して自分からやるということを、言い続けようと
思っています。そうしたことが自分を強くするといううえで
必要だと思うからです


学生のころ、恩師に言われた一言をとてもよく覚えています
人間、成長できれば、なにをやってもいいんですということ
このことを、最近かみしめてみると、成長できるということは
自分が夢中でそのことをできる、自分で自分を満足させられる
ということにつながるということです
成長するということに、意味があるのか、自分が続けられるということに
意味があるのか、それは両方なのでしょうが、ここのところ
自分が続けられる、集中できるということに、大きな意味を
感じます


スポーツでもそうだし、おそらくなにか知識をつけて、ある分野に
ついて、くわしくなるということについてもそうだと思うのですが
続けていくことで、ひとつ、世界がひろがるというか、階段を
一段登れる瞬間というのがあるように思います
そうした瞬間を感じとって、さらにやってることを
好きになって集中できるという感覚を知ってほしいなと
思います


長所を語ったら、その長所を生かせる夢を語ってみてほしい
夢や希望から、自分の目標を見つけてほしい
いいわけはしないで、自分で自分を制限することをしないで
可能性をひろげてみてほしい
やりたいことを、くりかえし、どうしたらできるのか
考えてみてほしい


人間は前向きに考えられるくせをつけることで
なかなかできないなと思っていたことが、ふつうにできるように
なるってことがあると思っています
自分を信じて、自分を高めていけるという感覚は
本当に、生きる力につながっていくと感じます


生きていれば、素晴らしいことに出会えます
生きていれば、信じることのすごさを感じます
生きていれば、生きていれば、きっとよかったと思えるときが
着ます