食べることにこだわって

先日、栃木県にお邪魔して、13代続いてるという農家で
お話しを聞く機会があった。入ったおうちも、100年は
経ってるということで、それだけで、なにか貴重な体験を
したという思いが、残ります


ずっと続く農家ということを思うとき
日本の良さって、こういうところに残ってるのでは
ないかと思ったりします
思うのは、長野県野沢温泉のこと。スキーを楽しむのに
何度か、土地の人がやってる民宿に泊まったことがあります
その民宿は、自分の田んぼでとれた米をだしてくれて
自分でつけた、野沢菜をたくさん食卓にだしてくれます


自分でつけた、漬物でもてなしてくれる
このこと、数十年まえはあたりまえだったのかも
しれないですが、いまはとてもぜいたくというか
なかなか、ないことのように思います
温泉で洗い、自然に発酵したおつけものの、うまいことは
なんていうか、言葉では表せません。いままで食べていた
野沢菜はなんなんだろうって思います


食べることにこだわっています。というか早くいえば
食い意地がはっていますから、おいしいものを食べたいという
気持ちがいつもあります
ずっと思ってるのは、おいしい野菜を食べたいということです
昨日まで、やっていた、自然食品の店で、無農薬であるとか
減農薬の野菜を、求めていました
この店がなくなると、手軽においしい野菜を手に入れるところが
なくなってしまいます


いまちょっと、試そうかなと思ってるのは、有機野菜の宅配サービスです
なんのかんのといっても、やっぱり自分で食べてみないことには
そのよさはわかならないと思います
そこで、お試しをしてみたいです


それから、少しやってみたいなと思い始めているのは
野菜を社員に食べてもらう、野菜手当といった、なにかしらの
方法です。野菜手当なんて書いたのは、やっぱり特にひとりぐらし
だったりすると、食事が偏りがちです。もちろん
なにかしらの手当、お金がいいということもあるでしょうが
あえて、野菜を直接届けるという方法にこだわる
ということをしてる、会社があると聞いて、一面
なるほどなと思ったのです


この方法、ある意味、魅力あるのですが、なにか
もうひとつ工夫がないと、続かないのではと思っています
つまり、実際食べるということもセットではじめないと
野菜のおいしさを、感じるという機会がないと
なかなか、続かないのではないかと思うのです


20代のころの自分ということを、思うときに
やっぱり野菜より、肉であるとかお刺身であるとか
そういう主菜のところに目がいっていたようにも思います
そうした、なにかをいかに変えるか?
ちょっと難問のようにも思えてきます


料理が好きだし、いろんなレシピをみるのも
好きです。クッキングパパの主人公のように、料理する
ことで、家族であり、自分の会社の仲間を元気にしていく
ということを、やっぱりいつもしていたいです


野菜を食べてもらう機会を、ふやすこと
そのことを、もっと真剣に考えてみます