雪の思い出

雪は視界をさえぎる
小学生のころだろうか、祖母が入院して見舞いにいくという
その日、横浜に大雪が降りました
交通はみだれ、その病院前までいくはずのバスは
欠航し、だいぶ歩いて行かなくてなりませんでした
そして、雪です
何度か通ったはずの道をまちがい
とんでもない、方向に歩いていたのです


ごくたまにかもしれないですが
吹雪で道がとざされ、車も行ききができなくなった
ということがあるようです
自然は、あなどったら、命とりになります


今日の雪はおそらく、数時間で雨にかわり
大事にはいたらないだろうと、想像します
そういいながら、やっぱり視界はあまりききません
安全運転をこころがけましょう


確か、北斎でしょうか、浮世絵に雪のなかでの
一軒家が描かれたものがあります
その窓やすきまから、もれてくる光が
おそらくその一軒家のなかには、あたたかい
人のあたたかい、やりとりがあるように、想像させます


囲炉裏があり、そこには、あったかい汁が
火にくべられ、おじいちゃん、おばあちゃんが
すわって、家族の帰りを待っています
誰か帰ってくれば、満面の笑顔でむかえ
あたたかい汁が、身体も心もあたためます


そんな日本の原風景といっていい、絵が残っていて
いいなーと思う、ウラハラには、実際そんなふうな
あったかい家って、減ってるんかもしれません


季節は大寒で、寒いのは季節のせいだねといえますね
そして、少なくとも寒い戸外にいると、早く帰って
あたたかい、部屋にはいりたいという衝動はあると
思います。そういう意味で、寒いもの悪くはないですね


あたたかい部屋にはいって、家族と過ごすことが
いとおしく思える季節なわけです
このまえ、会社のメルマガに書きましたが
こう、寒いと、鍋物がうれしいものです
鍋物であったまれると思うと、そのうれしさで
これだけ、寒くても、そういう楽しみがあるから
そのつらさも、何割かは減る、そんなふうに思っていたいです


さて、今日の雪は、予報どおり、雨にかわるでしょうか
ドライブする身にとっては、気になります