禅寺

ウォーキングのルートである、総本山総持寺
境内は、禅寺ということで、禅を組む、修行僧たちの
精神修行の場ですということで、掃き清められ
静かさがあって、好きです


境内の奥に、「古教照心」という文字が掲げられています
あるとき、気が付いて、おそらく、道元さんの時代から
いわれてる、学ぶ姿勢のありかたというのでしょうか


古い教えを知り、自分の心をだしてみる
古いもの、というと、若いころは
自分たちの、いまを生きるのに、古いものが
どれだけ役にたつのか?と思ったりしたのですね
けれど、古いなかで残ってるもの、つまり古典性の
あるものとなると、もちろん価値があるわけです


新しいことは、本当の価値を含むものもあるかも
しれないですが、時代の洗礼をうけていない
玉石混合ということでしょう
それに対して、古典性のあること、特に考え方
姿勢となると、それは、知っておいたほうがいいのでしょう


こんなふうにとらえることもできます
本から学び、人からも、自分の心からも学ぶ
本から、いろんな知識とか、自分の知らない世界だとかを
知ることも大事。でもあくまでもいろんなことを
感じて、決めていく自分というのを、ぶれずに
持っているということが、また大事
ゆえに、本からというか、外の世界からいろいろ
取り入れつつ、自分自身を磨くのがとても大事


情報は人が持ってるということ、
あたりまえなのですが、ちょっと忘れがちなときがあります
ビジネスにおいて、人と会うというこが大事なのですが
先方がこちらと、取引をして価値を生み出したい
というとき、先方はこちらがメリットと思う情報を
だしてくれるわけです


ビジネスの世界におきかえれば、お互いが情報をもちより
生きた、情報として交換していくということが、ことの
はじまりですね
生きた、情報というとき、そこに人の思いがあって、
ということがありそうです
人の思い、収益を生みだしたい、もちろんです
でもそれだけでは、長期的にはつながらないと思います
そこには、双方の本当の意味での価値につながる、考えを
もつということが大事ですね


外の世界から、いろんな情報、いろんな知識、知恵
文化とも書きましょうか。そうしたものをとりいれて
自分をいかに豊かに、磨いていくか
そうしたことが、求められるし、大事だと自分でも思います


禅寺で、ウォーキングをしながら、その静かさを味わい
深呼吸するのは、いいものです
また、鎌倉も歩いてみたくなっています
まだ、梅はまにあいそうです