他社からの評価

若い人を指導したりするという立場からすると
自分が指導してる人が、他社から評価うけるという実際に
出会うことは、本当にうれしいと感じます


当社のファンになっていただいてると、自分は思ってる
お客様から、社員であるとか、社員同士の関係について
いい意味で、評価するコメントをもらえたことは
とってもうれしかったです。実際、ある程度の割合は
リップサービスだよね、と感じる部分もあったのですが
ほめてくれた、ポイントが自分としては、結構気にしてる
ところだったので、とってもうれしかったのを、覚えています


それは社員どうし、お互いをさらけだしてるよね
というコメントでした
いいチームというのは、うまく自分をさらけだしてる
ということがあると、ずっと思ってるのです


ある場面を想定すると、さらけだすというのも
プラスの事象があるとき、それをこれこれのことで
自分はこう考えて、こうやってます。これは
いいやすいともいえるかもしれないです


ただし、チームのありかたであるとか
ひとりの人間の成長ということを、思うとき
必ずしも、プラスの事象、つまり成功例だけを
知っていても、バランスとしては、たりなくて
失敗例、自分がいかにうまくいかなかったのか
といったことも、さらけだしてほしいと、感じます


そういう両面であるとか、タイミングといったことを
思うとき、まだ、足りないなと思うことはありまして
そんなところから、「さらけだす」というと
なにか、自分のなかのものを、すべてみせるということを
のぞんでいるのか、という感覚で、ハードル高いという
意見もあり、もっと具体的に「自画自賛する」
「失敗例を話す」というような、ブレイクダウンを
してみたんですね


自画自賛や、失敗例を話したり、ということが
社内で普通になっていったら、一定のところ、話し合いが
深まる要素がふえてきたといっていいと、感じます


たとえば、システム開発のプロジェクトにおいて、自分としての
課題があるとする。あるテスト工程で、このやりかたで品質が
保てるのか、不安になる、そういうことだ
このことは、成長の証ということもいえる。つまり「言われたことを
うのみにしてやる」段階から脱してるということがある


ただ、品質をあげるという観点でいえば、なにかを変えなければ
変わらない。ゆえ、じゃあやり方をどう変えるのが適当なのかの
判断ができて、それを変えるために、どういうアピールを
まわりにするのか。またそのアピールに信憑性をもたせるために
どういう準備をすればいいのか


こういうふうな課題をもっていて、社員同士、知恵をだしあうという
場面の話し合いがあったとしましょう。そのとき、似てる事象で
成功した例や、失敗した例を、隠さずに、情報としてだせれば
大変参考になると感じます


ちょっと強引で、かつ、安易な事例になってしまったかも
しれないですが、技術者なら、いつも自分のなかに、課題を
持ってるというのが、あるべき姿なのだと感じます
そして、そのことが果たして、成長につながるくらい、いい課題か
であるとか、いろんなことを、考えて、さらに考えて
生きていかなくては、技術者としての、道は開けない
というようにも、思います


他社からの評価、とってもうれしいこと
いい評価が、自分たちが取り組んだ、成果にたいして
まっとうに、でる。こんなうれしいことは、ないよね