劇の作成

思い出すと、小学生のときとか、学習発表会っていうのかな
劇を手作りで作ったというのを、思い出します
ちょっと、ごく最近、小学生が手作りの劇を作って
他人の気持ちを想像してみる、大切さなんて、気づく
という主題の本を読んで、思い出しました


劇を作るっていうのは
見たことある人、想像するに、登場人物は、セリフを覚えて
さらに演技をつけなければならない
また、衣装、大道具、小道具をそろえて、音響、照明も
決めなければならないですね
こうした、多くの人が協力しなければできない、劇を
小学生のクラスで、ひとりひとり、役割をきめて
やっていく


やっていくうちに、協力することの大切さみたいな
ものがでてきて、その内容を深めたり、助けられたり
助かったしながら、絆を感じるようになる


いわば、劇を作るというバーチャルでありながら、世界を
作っていくというのに、近い。どんな世界をみてもらうのか
考え、それを表現していく


絵を描く画家は、風景だとか、人物、自然のひとこまなどを
自分なりに表現することを、めざす
演劇は、誰かの人生を、演じることで、やっぱり表現なんでしょうが
いわゆる、アンサンブルの楽しみ、人と協力することでやっていく
そういう、やりとりとか、協力関係ができてくことの醍醐味を
楽しんでいく


こうしたことって、実は社会生活とか、ある職業について
成果をだすということに、おおいに役立つのではないかと
最近、思う


ひとつは「ふりをする」ということだろう
なかなか、仕事だって、こうするんだよという指示どおり
そのままはすぐできないことが、多い
そうだったら、「やってるふりをすることから」
なんじゃないか


仕事が、お店でなにかを販売するのなら、お客様に役にたつような
親身な販売員のふりをするんです
ものづくりをするのだったら、その品質をとっても大事にしてる
そういういい感じの職人のふりをする
技術者だったら、技術をいつも高めてるふりをする


なんか、ふりをするのって、誰かをだましてるのか?ってニュアンスも
はいるようで、「えっ」っていう感じもしますね
でもね、完璧にすぐできるってことはなかなか、難しいのだから
やってるふりをすることから、って大事じゃないですかね


一番うえに書いた、小学生の劇でも、シンデレラにでてくる
継母やいじわるな姉は、なぜ、いじわるなのか、考えて
それが理解できるとなったら、その気持ちにのっとって
やってみたら、うまくいった。仕事をするってことも
そうすることがいいなって思えたら、すぐできなくても
ふりをすることから、なんらか、感じながらその振る舞いを
することで、考えがすすんで、次やるときは、少しずつ本物に
近づけるかもしれない


10代のころ、舞台を作るのに夢中になっていた
それは、人と人が真剣に協力しあうという、すごさ、楽しさに
ひかれたからだろう
そういう空気を、知って、なんらか、協力することがだんだん
うまくなりたい