宣言としての会議

再来週は、管理職を集めての宿泊研修があります
当社は9月決算ということがあり、この管理職研修は
宿泊での、会議という意味合いもあります
管理職として、10月にはじまる、44期をどう活動するのか


やってほしいと思ってるのは
自分で自分のやることを、宣言してほしいということです
管理職といえども、自分に課された、プロジェクトのメンバーとしての
仕事があります。ゆえ、管理職の管理職たる仕事は
工夫して、時間をねん出するということも、必要です
逆にいえば、そういう仕事は、「手抜き」もできてしまいます
もちろん、手抜きしていけば、手抜きしてやってる仕事は
そういう仕事として、少なくとも協力してやってる人には
見えてしまいます。
しかしながら、質をあげるためのいろいろは、あくまで自分が
にぎるということに、なるだろうと思います


生きるということは、自分で自分を納得していくということと
セットじゃないかと感じます
よくいわれるように、例えば、スポーツ選手の話。身体的に
素質に恵まれた、人材はそこそこいるのだというはなしがあります
身体的な素質があっても、メンタルで努力しつづけるものをもたないと
伸びないのだといいます


メンタルで努力しつづける力。その第一歩は、自分で自分の
やってることを、納得してやるということではないでしょうか?


手作りのものづくりをしてる人に会うと、まさに、自分を信じて
自分のやり方をみつけるということに、自分の精力を傾けてやり
作品を作り続ける人に出会うということがあります


そういう人と出会うと、まさに、「どう生きていくか」という
真剣なことを、真正面から取り組んでるという迫力を感じることが
あります


NHK 大河ドラマ、「花燃ゆ」で、とっても気に入ったシーンで
吉田寅次郎は、「君の志はなんですか」と問います


あなたの、やりたいことはなんでしょうか
人生をかけて、これはやるという、こだわりはなんでしょう


管理職となったら、必ず取り組まなければならない
いいえ、生きていれば取り組まなければならないともいえるのですが
少なくとも、管理職であれば、ぜひ、やってほしいです


それは、と、ひとつ、言いたいのは
人を指導する立場にたつということです
人を指導する、ということについて、やろうとしてるなら
相手に対して、少なくとも真剣に、生きようというレベルで
向き合ってほしい


技術者というのは、一般の人より、より重要で、ときに
失敗の許されない、そうした、高いレベルでのいろいろに
責任をもつということが、伴います
そのことを、自覚してるなら、技術者として、責任をはたす
ということについて、自分の生きる、生き方とくっつけて
考えるということが、どうしても必要と感じています


その技術者を指導する、自分がどんな生き方をしてるのか
それは、まさに真剣に自分と向き合うということからし
はじまらないのではないでしょうか?


こだわりをもてたなら、そのこだわりについて実現していく
ロードマップを書ける子とも大事です
ただ、言いたいのは、考え方のもと、こだわりを、まずもつ
ことです