つなげるという楽しさ

大切な情報は人が持ってるということ
何度も繰り返し思ってることです


今回信州に旅をしてみて、自分たちが好きな
うつわをみました。そこではじめて会ったうつわの
作家のかたと話ながら、自分たちは、安曇野が好き
そして、パンも好き、絵がすき、蕎麦も好き
などと、話していました


パンでいえば、「ぶんが」というパン屋さんが
いいと思いますと、教えてくれたところがあって、
さっそく、そのままそのパン屋さんに寄ってみました


ぶんが、では、アツムイ窯で教えてもらいましたと
まっさきに、言って、お店の人がというか、奥さんが
にっこりして、アツムイ窯の宗彦さんには、「窯」つながりで
このまえも、災難でこわれたときに、直すのを手伝ってもらったり
お世話になってるんですよ、と話が広がります


ぶんがのパン、天然酵母でした。それはりんごで、ほのかに
りんごの香もして、かみしめると味がでるなという、パンです
田舎だからできるんだなという、地に足のついた、作り方を
されていて、だから、食べ飽きない、おいしさがあります


今年の夏に、鳥取にでかけたときにも、似てる経験をしました
岩井窯の山本さんに、トゥジュールというパン屋さんを
教えてもらって、食べたチャパタというパン。パンも
おいしかったけど、やっぱり教えてもらって、来てくれたと
知った時のその奥さんの笑顔がよかった。


思えば、人を育てるということも、つなげるということが
原点のひとつなのです。それは自分が育ててもらった、そういう
思いをつなげていくということがひとつ。やり方そのものについても
例えば、自分で主体的に努力をする社員に対して、そのあなたの
姿勢はちゃんと、受け取ってますよ、と、ひとりだけで
やってるのではない、その社員の力はつながってるんだと
伝えて、まさにつなげていく。


能力の差は数倍かもしれないけど、意識の差は、ケタがちがう
ときには、数百倍、数千倍だよ、という話があります


つまり、気持ちの向き加減、ということがあると思っています
ほんのちょっとでいい、最初はそうなのだと思うのです
自分を大事にしたいから、じゃあ、自分のつながってる、家族であり
仲間であり、仕事でもそうです。自分のつながってるなにかを
大事にしたい、そう思えたら、自分ができることを主体的にするのです


人間は、自分の頭で考えて、自分で決めてなにかやることが
どうしても、必要なんです


継続は力なり。本に書かれてることについて
おおよそ、そのことを理解して、すすめることは
継続してやっていけば、ほぼ相当な割合はできるものです
だいたい、本を書いた本人は、理解してもらおうという意図で
書くのですから。


本を書くというのは、そういう意味では、つなげていく
大きな仕事だといっていいでしょうね


意欲のある人に会って、その意欲の度合いがよくわかるような
話にふれることができると、とっても自分も気合がはいります
できれば、人と会うときに、自分発信のなにかが、相手も元気に
するようなそんな存在になりたいと思います


つながること。そしてつながる相手のなにかを、受け止められる
そういう自分として、自分を高めていきたい
拡げていきたい。きっとそうしたい