雨が降ると寒くなります

いまの季節。一雨ごとに冬に近づく感じがします
冬は、食べ物がおいしい季節と思って
楽しみもあるね、なんて話したりします


先日知り合いになった人、信州にお住まい、から
冬は訪ねてくる人も減って、そういう意味では
仕事に集中できるのですよ、という言葉をもらいました


都会は、夜、眠らないというどこかでキャッチコピーが
ありましたが、まさに、冬の期間、一定の力を貯める
ということで、こもってみるというのも
いいというか、一昔まえまでは、日本では
そういう感覚って、そこらじゅうであった
つまり、一日のうちに、夜があって、人は眠る
一年のうちに、冬があって、人はこもる


北海道だとか、東北、北陸で、冬のあいだ、雪がずっとあるんだろう
と思われるところが、思いのほか、きれいで、なにか
得難い、風景として残っているなと感じたことがかります
奥入瀬などの風景はそうなのではないでしょうか


思い出すのは、知床の羅臼岳の周辺。7月にいったときに、まだ雪が残り
先月にやっと、歩けるようになったと聞きながらあるいた
山道。


雪が、風景を守るといっていいか、いいえ作るといったほうが
いいかもしれません
昨日は関東地方でも山沿いは雪という、予報を聞きました
雪が降るというのは、大事なことのように思えてきました


横浜に住んでると、何年に一度という割合でしか、雪が積もって残る
ということは、みません
一年に一度か二度は、雪をみるということはありますが、多くは
その日のうちに、消えていきます


小説家の瀬戸内さんが、雪の金閣寺が素晴らしいといっていました
雪の風景で、これはいいな、と思えるところは、いっぱいあるのでしょうか


冒頭に書いた、おいしいものの、季節
事実、魚とか魚介類の類でいいますと、寒い季節が
おいしい時期ということがあります
そして、人の気持ちかなと思います
おうちに帰ると、待ってる人がいて
あたたかな、食事を用意してくれてる
これは本当に、家族の原風景といっていい、だれもが
ほしい、時間、ふれあいでしょう
それは、寒い季節だから、身に染みて、思うということが
あるように思います


そう考えると、寒い季節があるから、家族の良さに
気づけるといったこともあるのかな、そんなふうに
連想できて、あらためて、季節がめぐるということの
大事なことを、思います


今年は、何回か、仲間たちと、わいわい、年忘れの会を
しようと、いま連絡をとっています
寒い中、ひさしぶりに会う仲間と、おいしいものをつつき
楽しい会がしたいな。
これも、寒い季節だから、いっそう楽しみということも
あるかもしれないなー