パンのおいしさ

昨日は久しぶりに、ひとりで時間を使える休日です


こんなときは、昼ごはんをどうするか
ちょっと悩みます
たいていは、チャーハンや、既製品のラーメンに
野菜を加えたりって、自分で簡単に済ますことが
多いのですが、パン屋に入ってみました


かみさんと二人のときは、よく使う
パン屋に併設されてるカフェ。
パンを訪ねて、パン屋を捜し歩きます


ひとりではいっても、とっても気楽な時間を
過ごせました。もちろん、いわば公共に近い場所
そんなに、ながながと過ごすわけにはいかないですけど
おいしいパンをいただき、ちょっとだけ、食休みの時間を
過ごすのには、とてもいいものです


この1年ほど、ハード系といわれる、固いパンに
目が行きます。仲良しの人と、遊んだ時に
食事、パンでとなって、いろいろ買ったパン。
その切り方で、ハード系のパンの楽しみ方に
目が開かれました


カンパーニュと呼ばれる、固い、ズッシリとしたパンが
ありますね。あれを、たとえば、ちぎって食べるなんてことに
なると、かなり大変ですが、しっかりうすくスライスすると
まるでべつもの、これは楽しいなと思いました
もちろん、オープンサンド的に野菜であり、チーズ、ハムの
類をのせても、フィットします


ハード系のパンがおいしく感じてから、俄然、パン屋めぐりに
バリエーションというか、自分の見る目が変わってきました


もちろん、探したりするのは、ハード系だけには限らないのですが
ハード系だったり、天然酵母だったりするパンを作ってる人は
モノづくりに、てまひまかけてるなと感じてうれしくなります


先週寄った、さいたまにあるパン屋さん。扉をあけると
いい香りです。ここが大事ですね。つまり、パンの素材の
焼けるいい香りがする。これはあたりですよ
思った通り、おいしいパンをいただき、田舎家ふうの
インテリアの店内で食べさせてもらいました


モノづくりとか、いい感じの仕事ぶりをしてるなという
家にいって、ときどきあたるのですが、なにか気持ちが
つながってるような、感覚に出会うときがあるのです
今回もそうでした
ときどき、アーティストだったり、民藝の話だったり
つながっていくことがあります
今回は、安野光男さんでした。安野さんは、佐藤忠良との対談の
本で名前を覚えました


おそらくは、パン作りも、ものをつくっていくときの
気持ちは、モノづくりの精神とつながるところがあるのだと
思います


パンを訪ねるという、習慣は続いていきそうです