ゼミナール

大学時代に、お世話になった、樋口禎一先生
複素関数論のゼミでした
お恥ずかしい話、複素数やら関数やら、いまなにか
ここに、かけるほど勉強をしていなかった、いわば
悪い学生でしたが、話し好きな先生は、いろんなことを
話してくださいました


いろんな話があるなかで、先生を囲んで、時間を過ごした
そういうひとときが、とてもうれしくて、先生と話したくて
いっしょにいたように、思います


ある人から、いろんなことを、学ぶ
本来、数学のゼミであれば、数学のいろいろがあるべき?
かもしれないですが、生きる知恵のいくつかということでも
それはそれで、素晴らしいですよね


ときどき、思い出してる先生の言葉があります


「人間はどんなことをしても、成長はできるんです」


このごろ、成長=人生じゃないか
成長=仕事じゃないか
と感じることがあるのです


成長できるから、仕事を続けられる
そういうことって、あると思っています
だから、50代でも60代でも、いいえそれよりきっと
上の世代の人でも、仕事をするということを、成長をしてる
ということ、切り離せないと感じます


言い換え、になりますが、成長してないなら、仕事をしては
まずい、ともいえるのではないでしょうか?


私の視点は、人を育てることであり、対人対応力といったことに
ついて、なんらか経験少ない人に、伝えていきたいということです
チームビルディングということにも、心がけたい


その点において、自分自身が成長しつづけてるという状態を
キープできてるということが、いろんなことにつながってると
感じるのです


そのひとつをいえば、「学びあう」ということです
こちらも学ぶという姿勢をもってるから、伝わることがある
これは、本質的にそうだと感じます
この点で、こちらが成長を止めてしまっていたら、きっと
できなくなってしまうことがあるのです


樋口先生は、謙虚な姿勢をお持ちの方でした
おそらくは、本当のすごい実績が自信につながり
謙虚な姿勢をもてたということなんじゃないかと推察します


そんなすごい先生には、追いつけないのですが
まねごとでも、謙虚な姿勢はもっていたい
いいえ、実践すべきでしょうね


懐かしい、樋口先生はだんだん、私の理想のひとつに
近くなっています。