真田丸

前に、日経新聞私の履歴書で、女優の佐久間良子
大河ドラマに主演した、思いを語ってるのを
読みました
大河ドラマは、テレビドラマの相当な、ステイタスといった
ような書き方でした
つまり、女優としての、名誉ある、出演歴というか
その存在の証明といっていいような、ものになると
おそらくは人はそうみるというような、そんなニュアンスです


真田丸の、主演、堺雅人は、どんな思いで演じてるのでしょう
Webサイトの、コラムでは、三谷幸喜の脚本のドラマができる
ということで、うれしかったという、出演への気持ちが
書かれています


三谷幸喜、結構好きだという人が身近にいて
おととしくらいの作品でしょうか、清州会議という映画が
あったのですが、それが三谷の作品だということを
教えてもらいました


三谷幸喜には、必ず使う俳優がいるんですよというのも
教えてもらいました


今回の真田丸、ひとつは、三谷の色といっていい
おかしみが、ちりばめられてるのが、なかなか、みどころと
いっていいようにも思います


先週、北条氏政だったか、高島政伸が演じる、役者が
草刈雅夫と、いってみれば、きつねとたぬきのような
化かしあいのからみを、演じてますが、そのあたりの
明るさが、楽しいです


このシーンの続きでいえば、草刈演じる、真田昌信が、見事に
手玉にとる、北条氏直。感覚的には、真田昌信、50代後半
氏直、おそらくは20代かといったところ
これは、経験という意味では、なかなかかなわないかな
ちょうど、徳川家康が、三方が原で、武田信玄に、ぼろ負けする
そういうときの、歳の差といっていいかもしれないですね


草刈が、見事に自分の言うことと反対の行動を
北条氏直はとったぞ、と、その自分の読んだ通りの
展開を、満足そうに、つぶやく
そうした、展開を行うために、敵方の武将を、調略して
殺すということも、いとわない


戦国時代は、食うか食われるかだろう。だから調略で
人を殺すようなことがあっても、責められたものではないかも
しれない。しかし、若き真田信繁の心には、いたいものが
あったと、描かれてる


史実かどうかは別として、武将どうしのかけひき
そのやりとりが、そこそこ、真実味があって、みていて
楽しめるのは、確かです


真田信繁の心の葛藤は、若さだときってしまうのも
ありかもしれないが、診てるほうとしては
そこそこ、感情移入できるような要素として
なかなか、面白かった