ランチミーティング

この3年ほど、ランチミーティングを増やしています
どうかすると、ランチミーティングありきで、予定を組みます
ひとつには、社員とのコミュニケーションを厚くしておく
ということが、そのまま、会社の強みにつながると思ってるからです


2014年、TJKのメンタルヘルスカウンセラー養成セミナーに
参加しました。そのときに、講師の山崎先生が示した、「主体的に
人が働くために」ということで、3要素ということがあります


ひとつめ。健康。車に例えれば、ボディ。
ふたつめ。能力、同、エンジン
みっつめ。ビジョン。同、ナビゲーション


こう示されてみて、ああ、なるほどと納得していました
特に、ナビゲーションの部分。車、たとえば、ごちゃごちゃした
街中だったりすると、特に必要ですね
そういう意味で、複雑で、進化が早い、システム開発の仕事をするのなら
ぜひ、必要だなと思ったのです


実際のところ、いろんなつながりで、経営してる以上
ひとつの、シンプルな仕事で、やっていくというのは、現実的では
ないんですね
システム開発についても、やり方、顧客、そして、成果の出し方も
いろいろです。そしてそのことが、常に進化するのですね
そういう意味で、いま、あなたはなにをやっていて、そのことは
会社にとって、どういう意味があるんです、ということを
確認するということが、とっても大事になります


そこで、ランチミーティングです。1:1のコミュニケーションの
大事なところを、ここでやろうと思っています


たとえば、なにげない、いま自分が目の前に抱えてる仕事の
様子を、話してもらいます。だいたい、その話しぶりで
その仕事に対して、どんなふうに取り組んでいるのか
感じることができるつもりです


システムの作り方は、おおまかにいって、要件定義、設計
製造、テストとあるのですが、自分がたとえば、設計を
行っているとしたら、設計のコンセプトについて
どれだけ、積極的にアプローチできてるのかが、気になりますね
システムの良しあしを決めるのは、設計といってもいいのですから。


ランチミーティングをしていて、どうも、話してることが
うまく伝わってこないということが、よくあります
それは、すれちがいがどこかにあるということですね
そのすれちがいが、どこにあるか、お互いわかならくて
すすんでいると、その時間は少しぼやけた、時間になってしまいます


若い、社員なら、ぜひそうした、すれちがいを感じたら
そのことを、感じてるまま、話してみてほしいと思うのです
いいえ、若い人に限らないでしょうね
会社に所属して、その重要なキーパーソンと会っていて、
すれちがいがあるって、ちょっと悲しいじゃないですか
そのことを、感じたら、こわがらずに、そのまま言ってみてほしいと
思います


まあ、とはいえ、上司のまえで、言ったほうがいいことと
言ったら、それこそ、虎の尾をふんでしまうということになるのでは
という、どちらかという見極めは、若ければ若いほど、みえにくいものですよね
自分にも、覚えがあります
赤裸々に、自分の様子を話すのがいいと思って、なにげなく言ったひとことが
上司をずいぶん悩ませたなんてことはあるようです
それでも、いまとなっては、やっぱり素直に自分の様子を言ったほうが
いいと思いますが・・・


可能なら、いまの仕事の様子だけでなくて
自分の次のステップに関わることだったり、他人の振る舞いから感じた
なにかであったり、考えたなにかを、伝えてほしいと思います
せっかく、いっしょに仕事をするのです。あなたの考えたなにかを
ヒントに、自分も考えたいからです


ランチミーテイングを続けていこうと思います