人間理解力

「リーダーは誰だ」 長尾一洋 より


人間理解力


いかに善なる心を持った人であっても、自己中心的な本能から逃れることはでいない。
ある人やある局面においては、善なる行いであっても、人が違い、場面が違えば悪になる
こともある。人には、悪に通ずる部分があることを知り、それを踏まえて手を打ってこそ
善なる行いが実現できる。そういう自分の中にも悪の部分があり、そのマイナスの
エネルギーをプラスに転換することが必要である。すべての価値の源泉は
人なのだから


この、人間理解力ということが、ひとつ、経営者としてもってるべきものの
ひとつであるということが描かれてる
では?人間理解力は、どうしたら、つくのか?
これは、相当大きな話ですね。私が思うに、生きることそのものを
そうしたことに、近づけてく努力をするということです


私は、人材育成を、大きな自分のやることとして、位置づけました
そのとき、思うに、「人事」であるとか「会議のありかた」ということが
どうしても、会社の経営には大事なこととして、浮かんできます
社内に、そうしたことを、話せて、考えてる存在を作っていくことが
急務だなと、感じます


そして、ちょこちょこ思うのが、この人間理解力です
なまなましい、話、といってもかなり時間はたっていますが
先代社長が、幹部社員として、育てた人は、当社をでていってしまいました
それは、先代が、ビジョンをしめせなかった、いいえ示したビジョンに
そのときの人が、共感できなかった、ということになります


いくら、立派なビジョンをだしても、そこに共感し、それに向かって
ベクトルがあっていかないと、会社はつぶれてしまうでしょう
事実、そうしたことが、原因でこわれていくところは、なんどか
見てきました


そして、ビジョンを実現していくのに、はずせないもの、ということが
この人間理解力になろうかと感じます


先日、社員と話していて、出会いが、自分を鍛えるヒント
自分を変えるヒントだ、という話をしました
人と出会って、その素晴らしいところを、感じれること
そのことが、人間が成長する、大きなポイントだと
感じました


会社が成長するということは、社員が成長するということです
社員が成長するために、いろんなことを、する必要があるでしょう
まず、足元を固めましょう。あわせて、やっぱりビジョンがいります
10年先、20年先をみるビジョンも考えていく必要があります
そうですが、1年、2年で達成していくビジョンも必要です


なんといっても、必ずほしいのは、育っていく人材です
そのことを、どう実現していくのか、考えれば、わくわくします