相手をよく知ること

先代社長とは、とても、よく話していたのを、思い出します
ときには、同じテーマで、2時間、3時間。そうしたことは
「普通」です


テーマは、社員指導のこと、リーダーシップ論、営業の方針
また、ときには、人間の幸せとは?
また、「人間の」というところから、どうまぜっかえしたのか
「意思決定」ということ


なにかを、好きになる。そういうことが、生きていて
経営していて、大事だ、ということがあると思います
生きる、ことも、経営することも、メインのアピール
「私はこうしたい」そういう呼びかけがあって、はじまる
といっていいでしょう


私の原点であり、やりたいことは、人の成長の支援です
そうするために、経営します
そうするために、芸術も愛でてみます


人の成長は、時間がかかることです
でも、人の成長はやりがいがあります


ずっと下の世代の人が、ボランティアをやってみたい
ボランティアをやって、人生が変わったとかいうのだ
そうですが、その根底に、「人の役にたちたい」
そして、いま、ここ20年、30年でいえば、日常生活
特に都会の日常生活には、人の役に立つということは
ない、という事実があるのだと、聞きました


なにかを、好きになるということ。これは、時間を
かけるということに、ひとつ、ポイントがありますね
東日本大震災はじめ、そうした、人が困ってるということを
みたときに、ボランティアで行くかと自問自答しました
いいえ、ボランティアで時間を使うなら、本業の充実だと
決めました


優先順位ということが、生きていて大事です
時間を使うのなら、自分のやりたいことを、優先すべきです


いいえ、チャンスがあって、ボランティアもできる
というときに、やりたいという、気持ちはもってる
つもりです
ですが、本業でもっと、社会に役に立つようにならないと
いけない、そういう気持ちが、その心を戒め、ていました


冒頭に、先代社長と、くりかえし、話し合ったこと
書きました。このことは、とても今の自分の栄養に
なってると思います
先代社長と、過ごした時間があったから、親のことも
ある程度客観視できるようになったとも、思います


10代、20代のときに、自分に真剣に向き合ってくれる大人が
いるということは、すごく大事なことだと
いま、思うのです。核家族化が進んだいま、親しか
価値観をもらえる人がいないというのは、窮屈なことです


そして、たとえば、大人と話して、大人と話すには
最低限のマナーといったことを知るというのも大事だとか
大人が、いいのは、やっぱり社会人として、実績があるからだ
とか、実際、目で見て、話して、話をしてもらって
感じるって、どんなにか、大事なことでしょうか


やりとりから、学ぶ
そういうことを、ぜひ、いっしょに学んだ行ってほしいです