観点

話し合いを行って、複数の観点について、考えるということが
大事だと、気づきを得た社員がいます


人から人へ、少し複雑な考えだとか、やり方、伝えるということ
このことが、うまくなるというのは、野球のキャッチボールに
あたるといっていい、基本だろうと感じます
このキャッチボールがうまいということが、すべての仕事が
うまくいくかどうかの、とっても重要なポイントです


キャッチボールのポイントは、キャッチングだと思うのです
話し合いのポイントは、いかに聞くかということだと思うのです


そして、名キャッチャーとなるには、この観点を複数もってるか
ということが、とても大事になるように思います


仕事のうえでの指示を、まだ知識もきわめて少ない人に
どう伝えるか、そのことに腐心してる人がいます


実際、指示を伝えるというとき、気を付ける観点が
いくつかありますね
たとえば、相手がリラックスできるように、笑顔で話すであるとか
わかるところから、段階をふんで、説明する
相手の理解度、わかってるかどうか、伝わってるかどうかということに
敏感になる、などなど


こうしたとき、観点として、その伝えてる指示する側の本人は
「言い方」にいま、気持ちが向いてるとしましょう
ただ、実際指示をもらってる人にしたら、「言い方」よりも
「理解」、つまりあまりにまだ、自分としては受け止めるべき
その素地となる知識、言葉すら覚えてないなかで、知らないことが
でることで、とたんに、困るという状況だとすると
「理解の助けになること」をするということを、優先すべきでしょうね


人間はそれなりに、複雑な感情をもっていますし、仕事というのは
もちろん、判断をしなくてはならなくて、その判断はそこそこ
いくつもの要素を考えるというのが、普通ですから、ここで
短い文章のなかに、すべての要素を書くというのは、なかなかできません


あるスポットのあてかたをすると、こういうふうに見えるということが
ある、ということです


よく、話し合いであり、なにか言葉による、意思表示、手紙でも
メールでも、思うのですが、「言葉」というのは、考えるもとですから
大事なのですが、一度そのときの自分の意識から離れて相手に
渡すと、相手は「解釈」を伴うということがあります。
そういうことを、つい忘れて、自分の考えたとおり伝わると
誤解するのが、人間です
言葉はそういうものだと、思っていないと、しっぺ返しを食います


それでも、言葉を使って、相手になにかを伝えるということは
続きます。大事です
だから、言葉を扱って伝えていくというときの、トレーニングは
続けるべきです


さらに思うのは、言葉と平行して、言葉のつながりだけでない
信頼関係というのを、目指しておくというのが、いいと思います
ある言葉を聞いて、あれれ?っとなっても、信頼してる相手なら
悪くはとらないものです。くりかえし、確認もしてくれるものです
そういう、感覚も知っておかないと、うまくいかないと
思っています