やさしい食べ物

先日、知り合いからあんこをいただき
白玉をいれて、しるこを作ってみたのです
なかなか、おいしいあんこで、しるこもとっても
素直な味で気に入りました


食べ物って、食べてるその雰囲気だとか、いっしょに
食べる人で、なんというか、思いがこもるということも
あるし、よりおいしくなるんだと、思うのですね


そこで、近くに住んでる、おじいさん、おばあさんと
食べることを、思い付きました


いまさら、なのですが、あんこがあれば、おしるこが
さっと作れることも、後押ししました
昨日は、そんな時間をつくろうと思って
朝から、白玉粉をこねました


ただ、おしるこは、作っていけば、その場で
食べなければ、いけませんね
いくら親しいとはいえ、もちろん相手がいい、普通の
状態だったりすれば、だいじょうぶなのですが
なにしろ、高齢です
いま、たべなければならないものを、持っていくというのも
気が引けました


そこで、フルーツのシロップ漬けと、白玉で
白玉フルーツにしました


夏の昼下がり、おやつをもっていき
もし、具合が悪そうなら、おいてくればいいかなという
ことで、やってみました
とても、おいしそうに食べてくれました


食べ物は、その食べる相手で、ほんとうに、いいものに
なったり、なんというか、食べるだけ?になるかって
ありますね


だいたい、いまみんな忙しすぎるということがあるようにも
思います。もう少しスローフードを楽しめる
そんなふうなことを、思ったほうがいいですね


白玉は、こねて、ゆでてやればいいのですが
やはり、作ってから時間がたてば、固くなったりします
だから、食べるまえに、そのひとてまをかけるということが
ありますね


そのひとてま、をかけるということを、みんなしなくなってる
それが、つまらないことですね
できれば、食べる相手を思いながら、手間をかけることこそ
いい時間なんですけどね。


おじいさんと、おばあさんの、やさしさにふれて
ささくれだっていた、心がいやされる感じがしました
この感じは大事なことで、自分の心が、そうして満たされるから
こそ、相手にも十分、余裕をもって接していけるということが
あるように思います


いい休日、いい夏の日になりました