中島みゆき

男と女はそれぞれ、問題集をもっていて
それは、きっと別の言葉でかかれていて


あなたの問題集は、私にはたやすくみえて


人生の、おそらくは、変わらない、不思議さ
もどかしさ、楽しさ、悲しさを、メロディに
のせて、歌い続ける


中島みゆきは、十代のころから、ずっと
聞いています
歌姫?というか、ときに力強い応援歌
もちろん、心のひだにふれる、愛のうた
子守唄のように、繰り返し聞いてきています


うたが、進化してるということも
ありそうです
デビューのころのアルバムは、それはそれで
好きですが、ボーカルは重い、ずしっとくるような
感じがあります。それはそれで
いいのですが、ちょっと聞いていて
つかれる感じもします


あとから、ふわっと、のせるボーカル
といったらいいでしょうかね


人と人が、正面をむいて、話すというより
すこし、ななめにこしかけて、子守唄をきかせるような
そんな雰囲気に変わります


これもずいぶん、昔聞いた話ですが
ラーメンがすき、とくに北海道出身の彼女ですから
北のほうの、味付けが好きで、その日に食べるラーメンの
おいしさで、その日のコンサートの出来がかわるということ


ラーメン屋をさがす
スタッフはそれはもう真剣にさがしてるということ


少しわかる気もするのです
その日食べる、食べ物が、気持ちを奮い立たせるというか
いい感じに、華やいだ気持ちにしてくれるということは
確かにあるのですから


ドライブしてるときに、歌うという
そういうCMが最近ありますが
私は、よく歌います
そうしたとき、応援歌もいい
愛の歌もいい。でも、なにげないことを
歌ってるものほしいという気持ちになります


大事な人といっしょにいる時間
もちろん、大事な人ですから、大事な話も
したいでしょうが、日常のなにげない、会話が
できることが、とってもうれしいということが
ありますよね


中島みゆきも、大事ないいことを言う
歌もいいのですが、人生の日常をぴぴっと
きりとった、そんなスナップを感じさせる
歌がいいですね