技術者として生きる姿勢

技術者は、名前のとおり、技術をもってるから
仕事をすることができます
技術をもつということに、至る過程は、結構大変だし
その大変さを、通ってきたら、自信も持つということが
あるでしょうし、ある程度、自信もなければ、難しいかつ
責任ある、立場では、仕事できないだろうと、推測します


その一方で、自信を持つのはいいのですが
だからといって、その自信つけたいろいろが
傲慢な態度につながってるとなると、まわりからは
煙たがられるし、本当の意味での成長を阻害する
ことになります


かなり、微妙な線ともいえます
ただ、私が言えるとしたら、本当にいい感じで
技術も、人間的にも、高いところに行けた人
というのは、謙虚なんですよね
虚勢をはる、意味がないというか
そういうことは、かえって、自分のこれからのことの
邪魔になるということ、よーく知ってるのではないかと
推測します


技術ということがあったとして、それは、活かして
なんぼでしょう
そういう意味では、他人が活かしてくれる、そういう道を
示してくれるのですよ


そういうことを、知ってる自分としては
そんなに、高い技術でも、高い人間性でも、まだ
持ち合わせていなくても、せっかく技術者をめざすのなら
その態度くらいは、まねてみましょうと、言います
そうしてほしいと思います


つまり、謙虚な態度。技術をもってるからこそ
謙虚な態度で、人と接してほしいと思います
そうすることが、自分のいまのポジションを客観的に
知る、糸口にもなると思います


人は、自分のことが、なかなかわからないものです


つい最近、認識したのですが、実は特に10代のころの
自分って、空気読めない人間だったんだということ
これ、空気読めてる人からは、おかしくて、しかたがない
かもしれないですが、読めない本人にしたら
状況認識できない、つまり、つんぼ桟敷みたいな
ところにいるわけですね


まあ、知らない、知らぬが仏ということも
あります


だれもが、空気読めないではないでしょうけど
自分って、存在を、いつも客観的に感じてるのは
簡単ではない


技術をある程度もったりすると、そのこと、一般人からすれば
届かない世界を知ってるということになりますから
より、謙虚さをもって、接して、相手がこちらに、ものを
言って来れる態度って、大事だと思います


生きるって、素晴らしいのです
それは、私は、いっしょに、感覚をともにする仲間がいて
より素晴らしくなると、信じています