人の役に立ちたい

阪神大震災が起こったとき、そのとき、親しくしていた人が
現地に、実家があるということで、話を聞いたことがありました
ボランティアの人が、ほんとうに毎日おおぜい来てくれるのが
うれしいことということもあるけど、すごいな、日本の、とくに
若い人って、すごくいいなと思ったという話がでました


人の役に立ちたい
これは、どうも、特に若い世代に共通の、価値観といっていい
ようです
それは?と考えると、役に立ったことがないからだと
感じます
自分は53歳なので、この50年くらいとしておきましょう
日本はとても、豊かになったのです
だから、助け合わなくても、生きていけると、一見、思ってしまう
おそらくは、そういうことを、自分の親だってしない
間近にみてこないで、育った人がほとんどというなか
人の役にたつということに、あこがれるということが
ひとつ、ありそうです


ボランティアという、日常を離れてなにかする
ということにも、まして、自分の仕事がどういうふうに
社会で、役に立ってるのか、知りたがる人が多いと聞きます


上司は、この仕事の背景、ゆくゆくはどんな場面で使われるのか
そういったことを、ていねいに説明することが、求められてるということ
です


当社の新入社員研修において、自分の目標をみつけてください
ということを、やります
自分はどんな、技術者になるのか?
そうした、大上段の考えを聞くとき、きっと、人の役に立ちたいという
価値観がかいまみえるのだと、感じます


ふりかえってみれば、ほんとに、大きな意味でいえば
誰でも、誰かの役に立つということを、めざして生きてるといって
いいのではないでしょうか?
そうなのですが、行動力があって、それからその、役に立つという
やり方が、見えてる人は、すでにそうしたことを、してるのです
ボランティアの機会が、であるとか、仕事であらためて
人の役に立つことをさがす、なんてことではなくて
自分の生活のなにかしらに、人の役に立つことというのは
はいってる


自分がされたら、いやだな、ということを、少なくとも
人にはしない、ということを、心がけるという話
印象に残っています
そして、自分もそういう、行動規範はまねしようと思います
まさに、そうしたことは、誇りにつながる、生き方だと
感じます


人の役に立ちたい、とても、いい、すがすがしい、考えです
だから、と、強調したい。一過性のなにか、思い付きの
なにかでやるのではなく、生き方として、そういうことを
してほしいですね


若いということは、いろんな可能性が多いという意味で
とても、素晴らしいといっていいでしょう。ただ、その可能性を
活かすための、いろいろは、実はしんどいことも、はいってるのです
人の役に立ちたいが、いいと思うのなら、自分のなかにある、また
これから、ゲットできる、最高のものを使って、そのために生きる
そういうこと、目指してみてほしいですね