彫刻にふれる

鶴見の駅から、ほどちかいところに
彫刻が、野外展示されています。というか
道路に、設置されてるといっていいでしょうね


日本人の彫刻家ということで、佐藤忠良の名前が
まず、浮かびます
横浜の人なら、伊勢佐木町に、佐藤の代表作といってもいいかも
しれないですが、女性の上半身が裸体の像がありますね


その佐藤忠良さんと、おそらくは縁がある人だろうと
思われる、中村節子という作家の、Family 93という
作品が、私の家から一番近く、ベルロード商店街に
あります
男の子、女の子、それから夫婦の像
安心できる、そんな感じがあります


静岡県立美術館は、ロダンをはじめ
彫刻が好きなら、一度は訪れたい場所です


http://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/japanese/


ここを、みたから、ロダンのすごさがわかった
というほど、そんなに、簡単ではないかもしれないですが
迫力あります


アートの世界で仕事をしてる、知り合いから
日本では、彫刻がひろがってないというか
とても、限られた人しかやっていないという、そういう
話を聞きました
おそらく、彫刻家として、食べていけるという人は
日本では数十人だということ。


大好きな安曇野には、碌山美術館があり
豊科近代美術館があります
荻原碌山の作品と、高田博厚の作品をみることが
できます


静岡県立美術館、と碌山美術館、豊科近代美術館
それから、八ヶ岳美術館にいくと、彫刻好きなら
結構満足するような、気がします


数年前に、世田谷美術館で、佐藤忠良の回顧展を
やりました
そのころから、佐藤忠良の魅力にはまり
琵琶湖のほとりの、佐川美術館に、その作品を
みにいったり、文字通り、さわってみたり
昔読んだ、高田博厚ののった、エッセイを
読み返したりしました


そうしてるうちに、好きな安曇野にいって、2度目だったか
3度目だったかの、碌山美術館にいって「女」をみたら
心にしみました


アートの作品、本当に感性のある人は、一度でほれるのかも
しれないですが、私の場合は、時間がかかりました
じわじわと、せまってきました
そんなことがあってから、碌山の墓参りをしたり、ゆかりの
相馬家までいってみたりしました
いまでは、荻原碌山のファンのつもりになっています


なにかを、好きになるのは
感性です
好きになるっていうことが、できる、自分でいたいです