20代の若者

昨日、会社説明会があって、20代前半の若い人と
話をしました
こうして、仕事で会うときも、なんらかそうですね
話のうちの2割、3割は、できればお互いがリラックス
しながら、話せる話題があるといいなと思います


といいながら、いま、私は持ち合わせていないのですね
自分が20代だったころ、というと、野球の話題は
便利でした。ジャイアンツファンだとかいって、やれ
広島がどうした、中日がどうしたという話を
していると、そこそこ、間がもてたものです
そういう、ある意味、だれにでもできる、話題って
おそらくいまはない


もっとも、それも健全ともいえるかもしれないです
それは、野球だけば、テレビのゴールデンアワーにしっかり
毎日流れていて、というのは、ゆがんでるとも
いえるから。


さて、20代の若者と話していて、「自分は」という視点で
話してくれると、こちらも、受け止めやすいですね
自分は、プログラムを仕事にしたい、自分はネットワークに
興味がある、自分は、チームで仕事したい・・・


私自身は、どう思っていたのだろう
「人間相手」の仕事がしたいと思っていたように思います
たかだか、高校のクラブであり、大学の部活で、世話役を
やったくらいかもしれないですが、人間相手にいろんなことを
するのは、得意と思っていたのですね


だから、営業を選びました
営業で成績をあげるのが、社会人になっての自分の存在証明のように
感じていました


若い人には、夢があってほしいと思います
ところが、夢を持ちなさいというのは、大人の勝手な
思いとも、いえるかもしれません
というのは、バブル以降でいえば、経済成長は、「ない」
状態。つまり、いまより、豊かにならない、とも
見えるわけです。そういうときに、リアリストとしての
目をもてば、夢を持つなんて、ほんとに、「夢想家」の
すること、ともいえるのではないでしょうか


有力企業は、国内の市場がのびないということで
海外に投資する。そういう世の中をみていて
なにを、感じるか


それでも、若い人には、未来を思い、未来の自分を
前向きにとらえて、夢を描いてほしいと思います
それが、すべての原動力になるように、思えます


いま、この文章を書いていて、いま若い人が、未来に
明るい展望をもつのが、どうも、難しいのは
実際の経済のいまの数字が、というより、まわりにいる
大人、経験者が明るいことを語れないからではないか?
という感覚を持ちました


それでは、いけないですね
せっかく、ちょっとは若い人より、多くの人に接して
世の中で、やるべきこと、やったほうがいいことを
少しわかってると、自負するのなら、
若い人が希望をもてる、話をしなてくは、若い人が
かわいそうです


若い人には、若い人らしく、明るく、未来を思って
いきいきと仕事してほしいと願っています