図書館の魅力

高校時代に、図書館が好きになって
いまでも、月に2回くらいは、通います
いまはインターネットの時代で、図書館で調べるのって
有効なんですか?という人が居そうなので
ちょっとだけ、図書館ならでは?という調べ方です


以下、「図書館で調べる」 高田高史

“江戸時代の文化と江戸時代の商業という本が並んでいたとします。
どちらがに歌舞伎は出ていそうでしょうか。当然、江戸時代の文化ですよね。
このあたりまでは何気ない行為かもしれませんが、「当時の歌舞伎は商人と
深い関わりがあったのかもしれない、だから江戸時代の商業にも
「商人と文化」みたいな項目があって、そこで歌舞伎がとりあげられてる
可能性があるかも・・・”


この高田氏は、図書館にいって、なにかキーワード、を持ったら
その書架にいって、いくつかばらばらと、本をめくってください
といいます。ぶらぶらしながら、本をめくることが、自分のなんらかの
ことを、刺激して、さらに調べたいことなどでてくるというのですね
まさに、図書館自体が、知的な刺激を得られる、言い換えれば
自分の問題意識を喚起させる、そのものになると、解説しています


すべての情報がインターネットにのってるわけではないですから
本をぱらぱら、させながら、考えるというのは、確かに
すごくいい、知的な作業といっていいとも思えます


自分の場合、たとえば、社員教育であるとか、社員の研修
ということには、自分の関心が、継続してありますから
そういったことが載ってる書架には、ずいぶん、ぶらぶら
するだけで、いろいろ、みつけるということも
でてきます


社員教育⇒教育というふうに、拡大解釈して、教育について
いまのやり方の本など、見つけるのですね
そうして、見つけた本のなかに「りんごは赤じゃない」といった
自分の、考えを促してくれる本に出会うということも
起こるのです


ただ、そのもと、教育だとか、対人援助といったことについて
最初の、考えの方向といったことを、感じさせてくれた本があって
よく言えば、そのことを教科書として、ぶれずに考え続けてる
悪く言えば、その本にとらわれてる、自分がいます


そういうなかで、教育の本も、その教科書が示す方向に、合致してると
読みやすいのですが、そうでないと、なかなか読めないといった
傾向もあります


本は心の旅路といった、昔のコマーシャルがありました
本は、心のというか頭のなにか、開いたところにつながる
道しるべといっていいでしょうかね


しばらく、ゆっくりと、時間を忘れての図書館のぶらぶら
していません。といっても2か月くらいですが。
ちょっといまの行き方は、時間を気にしながら、あることを
調べるに、留まっています
もっと、図書館にいたいと、思うこのごろです