ファシリテーション

話し合いをするとき、ひとつのやり方にこだわると、考えが
自由にならないということがありますね


ブレインストーミングは、考えをひっぱりだすのに、有効という
ことがあります。ただし、集まったメンバーが、やる気、目的意識に
おいて、高いとき、とても有効ですと、注意書きを書いたほうが
いいと思うときもあります
つまり、メンバーのやる気、目的意識に温度差があるなと
感じられるとき、ブレインストーミングも、有効にならない
ケースもあると思うのです
少なくとも、意識喚起する時間を、丁寧にやらないと
うまくいかないかなと、感じます


会議って、参加した人が、参加してよかったなと
思うことが、大事のように思います
会社って、ひとりひとり、社員が作ってるという意識を
持つのが大事だと感じます
その意味で、「決定する」ということがあるとしたら
また、その決定に参加するということがあるとしたら
自分の意見を言い、それを受け止めてくれる人は
いるという感覚がまず、ないと、うまくいかないかなと
感じます


会社をやっていて、「関心とコミットメントをもってもらう
ために仕事をふる」という考え方が、とても、気になるところです


仕事を進めていくという、「長くやらなくてはならない」「途中
困難も予想される」という物事に、取り組むのなら
上記、関心とコミットメントをもってもらう、ということが
とても、大事に思います


さて、その意思の統一、情報共有の要となる、話し合いですが
ファシリテーションということが、とてもクローズアップされると
感じます


会議、話し合いを通して、参加した人が、自分のやること
またそのやることの意味、背景がよくわかり
会議前より、自分がやることが、明確になり、やる気もあがる
ということが、ひとつの、やり方のめざすところに
なるはずです


話し合いがうまくなるということで、もうひとつ、気になってることが
「文脈理解力」といって、相手の言ってることの「背景」を
気にしながら、聴いたり、話したりできる、能力です
人は、立場でものを考えるくせがあります
ゆえ、相手が言ってる言葉、伝えようとしてることの背景は
どんなことがあるのか、意識しながら、キャッチして
また投げるということが、大事です


ファシリテーションって、まだまだ、未開発の
経験してる人が少ない、分野のように感じます
ゆえ、そのあたり、気にすることで、未来志向で
会社がよくなっていくときの、「道しるべ」になりうるのかなと
感じています