若い人へ

大きな、気持ちで
これから、生きてほしいと思います


わが社へ入社された皆さんは、技術者を目指して
日々、自分を高めようとしていますね
それは、とっても大事なことで、どこまでいっても
続く坂道だろうと、感じます


私もそうした、坂道の途中にいます


休みたいとか、ゆっくりしたい、坂道はどこまで
続くのだろうと、感じることもしばしばです


ただ、坂道をのぼると決めて、登っていける
というのは、やはり、幸せなことだと思います


若い、ということ、サムエル・ウルマンの
詩の定義によれば、生きようという情熱がなくならない
限りは若さ、youth、青春は終わらないとしています
そう、でも特に、20代、30代を生きる人たちへ


自分を縮こまらせないで、生きましょう
自分の可能性を、信じましょう
自分ができることを、ふやしましょう


若い、20代、30代というのは、あなたの
可能性を信じて、味方になってくれる人がいるものです
そして、できれば、だんだん、自分が歳を重ねて
40代、50代になったときに、誰かの味方に
なれるような、そんな存在を目指してほしいと思います


あれ、? じゃあ、私は?
そういま、50代ですが、やろうとしてるのは
若い人の気持ちを聞ける存在、そして
相手が、話して、話したい、そういう存在として
聞けるうつわのある、人でありたい
そういううつわを、持っていたいと思います


これも、きりがない、坂道を上るように
ずっと、目指していく、ゴールはない
ラソンなのでしょう


いっしょに、可能性を拡げていきましょう
人間は、人と出会い、自分の足らなさを思い
そう、気づけたのなら、おそらくは、自分の足らないところを
克服していけるのです
そういう、努力を続けていくということで
生きる、ということに、野太い、なにかを、加えることが
できるのでは、ないでしょうか


若い人へ、自分の人生を、自分で豊かにしていく
そういうなにかを、やりましょう
ぜひ、豊かに、ゴールはない、そういうしんどさは
感じるでしょうが、やってきましょう