相手を喜ばせたい

好きな画家の東山魁夷は、昭和20年代のはじめ
母をなくし、兄をなくし、孤児になったとのことですね
その際、ああ、これで私のことを、親身になって心配し
絵のことも、わがことのように、喜んでくれる身内が
もういないのだと、さみしく思ったということを
書いています


人間、生きていくのに、家族って大事ですね
一番に、健康のことを、気遣ってくれ
うれしいときに、いっしょに嬉しい気持ちを
悲しいときは、やっぱりそれも、分け合っていく
そういう、家族


その家族に似た、言ってみれば、疑似家族という
ような、チームでいようと、会社をやってきたと
思っています


基本は、相手を喜ばせたいのですね


先週、社員旅行がありました
寝食をともにするというのは、仲良くなる、いい機会です
いっしょにいる、時間が長いので、見えてくるその人の
様子、好きなもの、が、あります


そうしたとき、ひとつかふたつでいいから
自分はなにかが好きだと、話せるものをもっていたいですね
そうすると、私のように相手を喜ばせたいと
思ってる人は、なにか、しやすい


つなげる、という行為が、喜んでもらうのにも
大事、と思うのですね
喜ばすって、ものをプレゼントするとかもあるでしょうが
つなげていくのが、基本といっていいのかなと思うのです


相手が、なにか趣味の話をしたとしますね
スポーツでも、アートでも。
その話をつなげて、関連したこと、似てることを
話をするって、いいのではないでしょうか


好きなことを、つなげていって、行動し、考え
さらに、そのことが、その人の生き方になんらか
つなげていけたら、そこには、その人の世界があると
言っていいでしょうね


何人か、そうした、自分の世界があり、そして、私からみて
その世界が、とても、ふれていたい、ふれてることで
私自身も元気になるし、素晴らしいなと、感じれるような
そんなふうな、体験をしたことがあります


そういう方と、接してることで、自分がもっと、なにかしたい
育ちたい、その人の期待に応えられるような
そんな自分になりたい、と、思うようになった
感覚があります


相手を喜ばせたい
それは、つながることからなんです