人が育つその瞬間

社員の指導って、どうすれば、いいのか
どうすることが、うまくいく、こつなのか
そういう話がでるときに


あ、いま、対象の社員、いい感じだぞと
気づく、ということを、あげたりします


タイミングって、大事だと思うのです
その相手が、自分を成長させたいと、思ってるその瞬間
なにか、感じてるのです
もしくは、「モデル」と見える誰かに会って
自分もあんなふうな、活躍ができたらと、感じた瞬間


「やった」「自分はがんばったぞ」と思えた
瞬間


他にもあるかもしれないですが
なにかを、感じてる瞬間だと、思うのです


なんどか、このブログに書いた
「負うた子に教えられ」
このことも、実は、自分が育つというか
自分のことを、思い返し、自分を鼓舞する瞬間に
なるのでは?と思っています


「人生をかけて、仕事する」
この瞬間をとらえられるような、仕事のしかたをする
と言い換えてもいいのでは、ないでしょうか?


人は、専門家、というのを、重視します
もちはもち屋
ビジネスという意味でもそうだし、実際、自分がやった
仕事に誇りをもてるのか?という意味でも
そうでしょう


言い換えると、人が育つにしても
誰かが、なにかを感じて、「変わる」にしても
その感じてる瞬間の意味をとらえられる
ということが、とっても大事な、生きるポイントと
言っていいと、感じます


そういう意味で、感動するって
大事なことだし、感動してるってことが
わかる、可能なら、いっしょに感動できる瞬間を
演出できるって、素晴らしいことだと、思うのです


「美」をとらえようとする、画家は、感動を伝えるために
絵を描くともいっていいのではないでしょうか


昨日、読んだエッセイにでてきた画家は、自分が何十年も
前に描いた絵を、買ってくれた人がずっと大事にしていて
最後は、棺桶にその絵をいれて、旅立ったという
話を読み、ずいぶんすがすがしい、気持ちがしました


絵は、実は繰り返しみて、楽しむものなのかも
しれないですね


さて、人が育つ瞬間
感動する瞬間


今年は、何回出会えるでしょう