街の魅力

東京、新橋にオフィスがあります
新橋駅、山手線の内側、烏森口をでたら、そのまま
まっすぐ線路を背にして歩いていただき、
ふたつめ、ケンタッキーフライドチキンのある
交差点を左に折れていただく


このあたりは、小さい飲み屋の連なる、サラリーマンの
聖地と呼ばれる場所なんですね
その場所の一角に、わが社のオフィスはあります


「オフィスはどこですか」「新橋ですよ」
そういう会話を言うと、いいですね、飲み屋が多くて
と続くことが、とても多くあります


飲み屋が多いというのは、いいことかどうかというのは
実は人によるということも、あるのでしょうが
実際、昨日、恵比寿駅のあたりを、ぶらぶらする
時間があったのですが、場所にもよるのでしょうが、飲み屋は
私が歩いたあたりは、なかったのですね


新橋でも、ちょっと歩いていけば、飲み屋なんてとても少ないところに
いったりはします


街の魅力というのは、ぶらぶらしていて、楽しい
ということが、ひとつかなと思ったりします
もうずいぶん前になりますが、そのころ、くりかえし
通っていた、取引先が、神保町にあったので、神田の
本屋街を、ちょこちょこ覘く、ことがあったのですが
あれは、楽しいし、いたら、時間が足らないですね
特によく、そうしたとき、思い出すのが、古書専門の
本屋があるなんてことです。「美術」だったり「演劇」だったり
そういう専門の本屋があったりします


確か司馬遼太郎が、作品を書く前に、資料を調べるのに
古本屋で、トラックいっぱいになるような数の本を買って行った
という話を聞いたことがあります


司馬は、自分は書くために調べてるのか、調べるために書いてるのか
みたいなことを、言っていました
すごいな


その街の魅力は、どんな店があるのかといっていいとも
思うのですね


私が新橋に勤めだした、1990年代は、新橋の柳通りには
三味線屋があったし、新内ながしのぺんぺん、が聞こえてくる
なんてことがありました・・・


このあたりからは全然、リアルには知らないのですが
新橋は、かつて芸者がいた、街だったというのですね
その面影といっていいでしょうか・・・


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