人とのやりとり

心理学の本を読むと
人とのやりとりのなかで、自我がでてくるという
話がありました


確かに。


仲間との、うれしい、元気のでるやりとり
ビジネスにおいての、やりとり
家族のなかでのやりとり
まだ緊張する間柄のやりとり


それぞれを、通じて、自分自身の存在というのを
確かめたり、だしたり、そしてひっこめたりが
あるんだなと、思うのですね


私自身のことでいえば、自分で意識しないうちに
自分のことが、相手にとって、大きく映っていて
ありゃありゃ、なんてことが、あります


もちろん、相手に意識してほしいとやってることが
なかなか、相手には、伝わらない、響かない
ってなことも、あります


できれば、自分の思うような、伝わり方で
相手につたわり、いいやりとりがしたいと思ったりします


触媒、が必要ということもあるかもしれません
ビジネスはひとつ、触媒になります


昨年からとても、親しくなってきた、ビジネスの相手があります
一度、杯を傾けて、話すという機会もあったのですが
その時間を通じて、一層、親しみがわきました


趣味の世界ということも、いい触媒かもしれません
うつわをみたりするのが、好きです
そのうつわ、作りで、作家と呼ばれる人と
交流する機会があって、その生き方、うつわとの
関わり方が、深く心を動かされたということがあります


たとえば、うつわは使ってこそ、自分にいいものが
そのものから、はいるんだということ
そのことを、教えてくれた作家さんは、自分のもってる
うつわ、たとえ、人間国宝の人の作ったものも、どんどん
使うという話をしていました


人とのやりとりのみならず
ものとの、やりとり、そして、自然とのやりとりも
自分を豊かにしてくれる、そういうことなんだと
気づきます


昨日、若いうちに、人から栄養をもらって、自分自身を作って
いくということがいかに大事かという話を、かみさんと
いたしました
それは、若いうちだけでなく
やりとり、すべてにおいて、そうなのかなとも
思えてきます
そして、できれば、ときには相手に栄養を与えてるような
場面を、自分も作りたいと、思っています